2021-03-23 08:00 追加
サントリーHGでVリーグ×Bリーグが夢のコラボ! コロナに泣いた東山高校と市立尼崎のエキシビジョンマッチも
Others / SV男子
■V.LEAGUE Divison1
サントリーサンバーズvs大分三好ヴァイセアドラー
エキシビションマッチ終了後、サントリーサンバーズvs大分三好ヴァイセアドラーの試合が行われた。
サントリーサンバーズホームゲームの有観客での開催は、2020年11月27日-28日の丸善インテックアリーナ大阪以来、約4か月ぶり。12月に選手・スタッフから新型コロナウイルス感染が判明、大阪では新型コロナウイルスの感染拡大の懸念もあり、2021年1月~2月の箕面でのホームゲームは全て無観客(リモートマッチ)だった。
サントリーサンバーズのファンはアウェーゲームでも応援に駆け付けていたが、やはりホームゲームで観戦、応援できる日を心待ちにしていたことだろう。
試合開始が近づくにつれ、会場内はスモークで覆われていき、選手紹介では暗転。光と音楽で会場の空気は徐々にヒートアップしていった。
丸善インテックアリーナ大阪のホームゲームでも、暗転からの光の演出はあったが、舞洲ではスモークが足されたことにより、違った雰囲気となっていた。
そして試合がスタート。現在、V1では最下位の大分三好ヴァイセアドラー。V2入れ替え戦(チャレンジマッチ)を回避すべく、今回のサントリー戦とレギュラーラウンド最後の試合で、勝ち星を掴む必要がある重要な試合だ。序盤は大分三好の強力なサイド陣、バグナス選手・ストックトン選手・山田選手の攻撃力によって接戦の展開に。しかし中盤からは、大分三好の攻撃をブロックとディグで抑え、またムセルスキー選手と柳田選手のサーブで、サントリーが力を見せる。
今回、VリーグBリーグ共催という事で、大阪エヴェッサのマスコットキャラクター「まいどくん」、ガールズパフォーマンスユニット「BT」も、タイムアウトやセット間に参戦。箕面自由学園ゴールデンベアーズとのコラボレーションも、今までとは違った雰囲気で会場は盛り上がった。
セット間パフォーマンスが終わり3セット目。途中、大分三好の米田亘希選手がコートイン。今シーズンで引退発表を行っている米田選手だが、積極的にチームメイトに声を掛けたり、自身も攻撃・守備ともにナイスプレーで終盤は接戦となる。
サントリーも途中から選手交代を行い、秦耕介選手、西田寛基選手、栗山雅史選手が出場。メンバーを替えながらも力を発揮して勝利し、サントリーサンバーズのレギュラーラウンド1位通過が決定。試合終了後には表彰式が行われた。
久しぶりのサントリーホームゲーム、そして今シーズンラストのホームゲームで1位通過が決められるかという重要な試合。藤中選手は「久しぶりにお客さんが入っていたということで、ホームというのはあったかい、力になったと改めて感じた。こういった大事な試合で、応援も大きな力になった」と、喜びの言葉を口にした。
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