2021-04-03 11:47 追加
V Cup3位の久光・井上愛里沙「苦しいシーズンだったが、この大会で見えた光を次につなげたい」 会見コメント
V1女子 V Cupファイナルラウンド 久光スプリングス会見コメント
V1リーグ 女子
3月27・28日に大田区総合体育館(東京都大田区)で行われたバレーボールV1女子、V Cupファイナルラウンド第3位、久光スプリングスの会見コメントをお届けする。
■3月27日 セミファイナル
久光スプリングス 2(25-23、28-26、24-26、15-25、12-15)3 NECレッドロケッツ
●井上愛里沙選手
今日はフルセットというタフなゲームで、勝ち切れなかったことが本当に悔しいです。
Vリーグが終わってからここまで、 1本目・2本目の質にこだわるということに取り組んできました。それができていた時はチームとしても勝っていましたし、予選ラウンドは全勝できていたので、その勢いを今日の試合につなげたかったのですが…。最初の2セットは粘って粘って取ることができましたが、3セット目から相手のサーブに徐々に崩されて、そこからなかなか決まらないという時に攻守の切り替えが遅くなってしまった部分がありました。
あと1試合しかないので、このような環境下でバレーボールができていることに感謝し、ここまで勝ち上がってこれたのは4チームだけなので、最後の最後まで自分たちのバレーを出し切って戦いたいと思います。
●中川美柚選手
今日の試合は第1・第2セットは自分たちのリズムで動くことができていましたが、第3セットでリズムが崩れた時に修正できず、次のセットに引きずってしまい、いい動きができないままだったことが最終セットを取りきれなかったことにつながってしまったと思います。
明日の試合でそこをまた修正して、もう一度チームでまとまって勝ちに行きたいです。
●濱松明日香選手
今日は出だしはよかったのですが、だんだんセットを重ねていくにつれ、相手も自分たちのリズムがわかってきて、相手のペースになり、チームがまとまらず、個人個人のプレーになってしまいました。明日はこの大会最後の試合ですし、チームのまとまりという意味ではどこのチームよりも久光が一番だと思っているので、絶対に勝って終われるようにしたいと思っています。
――井上選手に。V Cupは位置づけの難しい大会ですが、リーグと違う目標を持って入った部分はありますか?
井上:Vリーグが終わって1週間しか間が空かない中で、メンバーは変わっていますが、今までやってきたことを出すというのがチームとして目指しているところです。結果もそうですが、 過程として1本目・2本目の質にこだわろうというのをリーグの後半からずっとやってきているので、そこを誰が出ても同じことができるように練習で取り組んできました。
――濱松選手に。今シーズンからコートに立つ機会が増えましたが、リーグからV Cupにかけて、どんな思いでコートに立ってきたのかを教えてください。また、他チームでも濱松選手と同い年で4年目の選手の何人か(埼玉上尾の山崎のの花選手、日立のオクム大庭冬美ハウィ選手、岡山の吉岡美晴選手など)が同じように今季から活躍が目立つようになりましたが、対戦する時にそれを意識することはありますか?
濱松:入るからには責任もあるので、チームのために頑張ろう、絶対にこのチームを勝たせようという一心でリーグも含めてずっとやってきました。相手チームに同級生の選手がいると嬉しい反面、負けたくないという気持ちの方が大きくなります。
――中川選手に。今日の試合はサーブレシーブの受け数が多かったですが、それに対する手応えと、相手の意図で感じた部分があれば教えてください。
中川:1セット目の序盤から自分がサーブのターゲットだということがわかり、パスは苦手ではないので、相手が自分を狙ってくるから、それを返して得点したいという思いでした。でも、途中で雰囲気が悪くなった時にサーブレシーブにも影響してしまい、Aパスが返らなかったことがありました。サーブレシーブは気持ちの部分が大きいので、5セット目は切り替えてできたと思うのですが、サーブレシーブだけで終わってしまっていたので、そこから攻撃につなげられるように頑張りたいと思います。
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