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会見・コメント

2021-04-03 11:47 追加

V Cup3位の久光・井上愛里沙「苦しいシーズンだったが、この大会で見えた光を次につなげたい」 会見コメント

V1リーグ 女子

■3月28日 3位決定戦を終えて


まずはこのコロナの状況下でたくさんの方々に会場に足を運んでいただき、感謝いたしております。お互い、セミファイナルでフルセットで負けたチーム同士の戦いとなり、気持ちの部分でも体力的にも非常に難しいゲームだったと思いますが、本当に選手たちは最後までよく頑張ってくれました。

JTさんは代表選手が抜けたとはいえチャンピオンチームで、点数の取り方が上手なチームですから、そこに対して、私たちの武器であるブロックとディフェンスでどこまで粘れるかというところが勝負のポイントでした。今日の第2セットはこちらが攻撃を仕掛けても、逆に向こうがいいディフェンスをして、そこからの点の取り方は非常に泥臭く、ペースがつかめませんでした。逆に第3セットはうちも苦しい場面が続きましたが、キャプテンの戸江を中心に最後まで集中力を切らさずに戦ってくれました。何よりもコートの中だけではなく、ベンチの選手だったり、ベンチ外の選手も支えて、声をかけて、一体感をもって戦ってくれたと思います。

昨日も話しましたように、V Cupを通して、若い選手がコートに入って活躍し、中川、濱松、加藤などがしっかり仕事をしてくれました。彼女たちもこのV Cupでつかんだものを自信にしてほしいと思いますし、それを支え、後押ししたベテラン、中堅選手もよくここまで頑張ってくれたと思います。
最後になりますが、V Cupを開催してくださったVリーグ機構や審判団、大会役員の方々に感謝しております。また、各地方のバレーボール協会の方々にもご尽力をいただき、プラスママさんバレーの方々などの協力もあって成り立っていた大会だったと思います。関わってくださった全ての方々に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

――白澤明香里選手の評価をお願いします。

酒井:今日の最後のサービスエースが物語っているように、苦しい場面で彼女に救われた試合が何度もありました。チームにとっての元気玉でもありますし、前衛で起用する機会はなかなかありませんでしたが、 コツコツ練習するタイプで、素晴らしい選手だと思います。

――若手の成長が収穫というお話がありましたが、逆にアキンラデウォ選手を起用していたのは若手に学んでほしいものがあったからでしょうか?

酒井:もともとここまで参加してもらうという契約でもありましたが、おっしゃられたように若手がルークと同じコートに入って一緒にプレーをする機会になると思いました。どんな試合でも勝負にこだわり、勝ちを求めに行く姿勢を見て学んでほしいと考えました。「勝つ」という成功体験を求めて彼女を使ったということもひとつです。

――今日の試合、両ミドルが高い決定率を残しましたが、その要因は?

酒井:ひとつはサーブレシーブが安定していたということと、もうひとつはトランジションのケースでもパスを積極的にネットの近くまで持っていくことができていました。V Cupに入ってからチームの中で共有しながら練習してきたことが今日出て、トランジションの展開の中でミドルを使えたのが要因ですし、決定率もいいものを出せたのではないかと。 昨日はミドルが決定率を出せませんでしたが、1日でゲームの中でも修正してできていたのかなと思います。

――今日、戸江選手のサーブの受け数が多かったと思いますが、相手の狙いをどう感じましたか?

酒井:相手のサーブの戦術でなぜ戸江に多く打つ狙いとなったのかはよくわかりませんが、彼女は真ん中に入って、左右どちらでも狙われる方にポジショニングをとっています。守備範囲が広いので大変ですが、よく動き、声をかけて、サーブをとってくれていたと思います。サーブレシーブの戦術としては、こちらの通常の戦術通りだったと思います。

写真:堀江丈

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