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会見・コメント

2021-05-01 08:56 追加

久光・岩坂名奈「印象深い試合は2018-19シーズンのゴールデンセット。中田久美監督は一言で表すなら『恩師』」 引退会見全文

V1リーグ 女子

――バレーキャリアの中で中田久美日本代表監督との出会いが大きかった部分があると思いますが、岩坂選手にとっての中田監督はどんな存在でしたか?

岩坂:バレーボールへの取り組み方、考え方を変えてくださったので、一言で表すなら「恩師」なのかなと思います。

――中田監督からかけてもらった言葉の中で印象に残っていることはありますか?

岩坂:どれというのは出せないです。すべてに意味があったと思いますし、私を成長させてくれました。どれかひとつに絞るのは難しいです。

――同じ久光の石井優希選手、長岡望悠選手など、日本代表で一緒にプレーしてきたメンバーがオリンピックを迎えるにあたり、かけてあげたい言葉は?

岩坂:メッセージとか言葉というより、一人ひとり応援したいなという気持ちです。

――引退を決断するにあたり、コロナの影響でオリンピックが延期になったり、代表メンバーから外れたことは影響しましたか?

岩坂:その点に関しては影響はしていませんが、コロナ禍で練習ができなかったり、試合がなくなってしまったりで、どうモチベーションを保つかというのがすごく大変な部分がありました。でも、それは私だけでなく、アスリート全員がそう思っていたと思うので、そういう影響はないです。

――今シーズン、試合の出場機会が減り、チームも8位という結果でしたが、それについてどのように感じられているのかということと、これからのチームのメンバーにどのような思いを託したいと思うかを教えてください。

岩坂:この2シーズンは結果も残せず、チームに対しても申し訳ない気持ちでいっぱいですし、その中で自分が何かできたかと言われると、何もできなかったのですが、今までのことは過去になるので、来シーズンのメンバー、スタッフが一丸となって日々成長してほしいです。また、そのメンバーで作り上げた新しい久光というのを出していってほしいなと思います。

――現役生活で心残りに思うことはありますか?

岩坂:心残りはありません。最後にこうしてユニフォームを着て、今のメンバーと試合をできた喜びの方が大きいですし、達成感の方が強いです。

――岩坂選手にとって新鍋さんはどんな存在でしたか? 新鍋さんには引退をどのように伝えましたか?

岩坂:中学から知っていましたし、高校では対戦をし、まさか同じチームでやるとは思っていませんでしたが、11年間、いろんなことがありながらも2人で助け合ってやってきました。喧嘩もしましたが、わかり合える存在のひとりで、下手したら家族よりも一緒にいた時間が長いくらいです。同期でずっと一緒にできてよかったと思いますし、「ありがとう」という気持ちです。
引退は自分の気持ちを整理して、直接会って伝えました。彼女も引退の時にそのように伝えてくれたので、自分もそこはちゃんと言おうと思っていました。

――バレーボールファンと佐賀県のファンにメッセージをお願いします。

岩坂: 中学校から始まってこの18年間、 たくさんの応援ありがとうございました。ファンの皆さんの応援のおかげでここまでこれたと思っていますし、声援が力となって成長できた部分もあると思います。また、佐賀の方々にはリーグ中数回しか佐賀でのホームゲームはありませんでしたが、その中でもたくさんの方々に試合を観に来ていただき、声援を送っていただいたことによって勝てた試合もたくさんありました。2023年にはスプリングスも佐賀に移転し、活動していくので、今後とも久光スプリングスの応援をよろしくお願いします。

写真提供:SAGA久光スプリングス株式会社

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