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コラム

2021-06-02 13:04 追加

新型コロナ感染の中、頑張る監督、選手たち ブラジルダルゾット監督、アルゼンチンなど

VNL コロナの中で頑張るチームたち

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1. 入院1週間前のダルゾット監督。退院して自宅に戻り、多くの励ましのメッセージに涙を流した。 撮影:William Lucas/Inovafoto/CBV

ネーションズリーグ男子が5月28日に開幕となった。初戦のひとつブラジル対アルゼンチンの試合は、新型コロナ感染の中、奮闘する監督や選手に熱いエールが送られた。

■勝利という何よりのお見舞い
ブラジル男子レナン・ダルゾット監督が新型コロナウイルスに感染し、4月半ばからチームを離れた。当初は自宅療養の予定だったが、容態が急変し呼吸困難になったため集中治療室に入院することになった。入院してからも容態は悪化し、気管チューブ装着、血栓治療のため緊急手術と緊迫した状況になる。その後も一進一退を繰り返し、ようやく5月21日に退院した。現在は自宅で呼吸法や体力回復のリハビリに励んでおり、何分までという医師の制限の元、リモートでチームとコンタクトを取っている。

カルロス・シュワンケ監督代行と練習試合初日に最優秀選手になったドグラス・ソウザ。 撮影:Wander Roberto/Inovafoto/CBV

ネーションズリーグはコーチのカルロス・シュワンケ氏が監督代行を務める。ダルゾット監督の感染が、リオデジャネイロ郊外のトレーニングセンターでバブルに近い状態の中で起こったことや、監督が既にワクチンの1回目の接種を終え、2回目を待っている間に起ったことで、はじめは動揺もあった。しかし、開幕を迎え、シュワンケ監督代行は「スタッフの意思疎通、共有は常日頃からできているので問題はない。練習試合を経て、いよいよ実践。リオ五輪のチャンピョンとして胸を張って試合に臨みたい」と意気込んでいる。エースとしてチームを引っ張るOHルカレリ・ソウザ選手も「僕がチームに合流した時は、監督が既に入院していて寂しかったけれど、徐々に回復の様子が伝わるとこちらも嬉しかった。新しいメンバーもいるけれど、皆、気心知れているので大丈夫」と自信を見せる。

見事にリベロの代わりを務めたニコラス・メンデス 撮影:FIVB

初戦はアルゼンチンに3-0で勝利し、シュワンケ監督代行は、「初戦しかも南米のライバル対決で難しい試合でした。セットポイントを相手が握った場面では、どう乗り切るかこちらの過去の経験が勝りました。まだこれから調子を上げていかなければいけませんが、まずは全員で協力して初戦を勝ち取ったことは良かったです」と語った。試合内容は決して満足のいくものではなかったかもしれないが、とりあえず、ダルゾット監督にいいお見舞いになったに違いない。

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