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会見・コメント

2021-07-22 19:47 追加

男子代表・関田誠大「目標であった五輪に選ばれて嬉しい。支えてくれた方々のためにも結果を残したい」 囲み取材コメント

全日本代表 男子

――オリンピック初戦の対戦相手であるベネズエラの印象と、初戦の意気込みを教えてください。

関田: 相手がどのようなメンバーで来るのかわからないので何とも言えないのですが、どこの相手に対しても僕たちのやることは変わらず、 ディフェンスであったり、攻撃面でしっかり点をとっていくことが大事だと思うので、そこを徹底していきたいと思います。

――前回の国際大会と比べて、トスワークで変えた部分であったり、世界のセッターを見てこんなところを学びたいと思った選手はいますか?

関田:特に変えてはいないです。クイックとパイプは自分の強みでありたいので、継続して力を入れていきたいと思います。 アメリカのマイカ・クリステンソン選手などはクイック、パイプを使うのが上手いので、そこは学びたいなと思います。

――今年国際大会デビューしたアウトサイドヒッターの高梨健太、大塚達宣、髙橋藍選手について、それぞれの特徴をどう捉えていますか?

関田:3選手ともハイボールの打ち方が上手いので、そこが大きいし、パスをしてから攻撃に入れるところが彼らの強みだと思います。

――オリンピックは連戦がなく、1日置きに試合がありますが、その良さはどんなところだと思いますか?

関田:他の国際大会は連戦が多いのですが、1日空くことにより次への準備はしやすいかなと思います。リカバリーの意味でも1日置きというのは大きいと感じます。これまでに経験がないのですが、振り返りや切り替えの時間ができるところがいいのではないかと思います。

――ブランコーチの加入により変わったことと、今年のVNLではどのような指導を受けたのか教えてください。

関田:ブロックとディフェンスの関係性がより緻密になったことや、相手がこういう攻撃をしてくるからこう動くとか、連係がより濃くなったと思います。VNLでは、相手のブロックの状態がこうだから、こういうトス回しをするとか、トスのスピードに関する指導はありました。勝っている時は特に何も言われないのですが、負けてる時や劣勢の時などに指導していただきました。

――VNLなどを通して、今年の代表チームで勝負所でここに上げる選手というのは決まっていますか?

関田:石川が軸になってくると思うので、勝負所ではそこに上げます。

――ご自身のセッター人生で印象に残っている試合は?

関田:僕はよくできた試合でもできなかった部分を探すので、「今日は完璧だな」とか、そういうのはあんまりないですね(笑) ワールドカップは結果もついてきたし、パフォーマンスもわりとよかった方ではないかと思います。その中でもイタリア戦はどの選手や攻撃を使っても得点できたので、バランスよく配球できた試合だった印象です。

――今のチームも誰に上げても得点できるようになってきたと感じますか?

関田:はい。みんな攻撃力が高いので。

――セッター目線で見た髙橋藍選手の印象は?

関田:ディフェンスがよく、ディグでいろいろなボールを拾えるので、そこからの展開が増えたとVNLで感じました。どんどん国際経験を積んで成長してほしいと思っています。

――最後に、五輪への意気込みをお願いします。

関田:目標であったオリンピックに選ばれて非常に嬉しいですし、その過程ではたくさんの方々に支えていただいたので、結果を残すことが何よりの恩返しだと思っています。まずはそこにフォーカスして、観ている人に楽しんでもらえるように、しっかり頑張っていきたいと思います。また、コロナ禍で感染対策、予防が引き続き大事になってくるので、そこを徹底しながらやっていきたいと思います。


写真:黒羽白

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