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インタビュー

2021-07-24 12:03 追加

バレー清水邦広(パナソニック)「ここがやっとスタートライン。福澤の分も背負ってオリンピックに臨む」

清水邦広インタビュー

全日本代表 男子


バレーボール日本代表で、東京オリンピックの12名に選出された清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)にお話を聞いた。今回のメンバーで唯一のオリンピック経験者であり、最年長の清水選手。選ばれたときの気持ちや、ベテランとして心がけること、そして新人の高橋藍選手についてと、盟友福澤達哉選手について。

――まず五輪出場の12名に残れたと聞いたときの率直な気持ちをお聞かせください。

清水:率直にやはり嬉しかった。ですが北京オリンピックの時にも選んでいただいて、いざ本戦では役に立たなかった。ですので、選ばれたことだけでなく、本戦で活躍して勝つことが大事になる。ここがやっとスタートラインだと思います。そういった意味では気を引き締める、覚悟を持って戦わないといけないなと言う思いはすごく強くなりました。

――中垣内監督が紅白戦の頃からつどつど言われてきたのが、清水選手がVリーグの最中から、「代表では多分2枚替えがメインになると思うけれども、自分がチームでどんな役割であっても、全力を尽くす」と表明してこられたのをとても評価しているとのことでした。

清水:自分の仕事というのはどんな形であれ、12名に選ばれたら、そのチームの特色に合わせて発揮する。チームにはそれぞれ特色があります。パンサーズのチームの特色、代表のチームの特色に合わせてやっていけたらとずっと考えていました。それを評価していただいて嬉しいです。

――やはり中垣内さんの言葉なんですけど、清水さん自身は本来は本数を多く打って調子を上げていくタイプであると。だけど代表では2枚替えで安定して力を出してくれていると。ネーションズリーグでは西田選手の怪我もあって、スタートから出ることも多かったですね。久しぶりにスタートで戦った海外のチームとの手応えは。

清水:ネーションズリーグの目標が、世界ランキングで日本より下のチームにはしっかり勝っていくというものでした。その目標のように、ランキングで下のチームには力を出せたと思いますが、僕自身も含め、やはり強いチーム、世界ランキング上の相手ではなかなか自分の持ち味が出せなかった。ネーションズリーグで出た課題をしっかり調整してコンディションを上げていきたい。

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