2010-06-15 22:05 追加
2010年全日本男子始動! – Part2 –
■宇佐美大輔主将 今年は龍神NIPPON2年目となりますが、昨年の成績については、すごく満足しています。今年は、厳しいトレーニングをこなして、世界選手権で目標であるベストエイトを突破したいと思います。自分たちの最終的な目
全日本代表 男子
■宇佐美大輔主将
今年は龍神NIPPON2年目となりますが、昨年の成績については、すごく満足しています。今年は、厳しいトレーニングをこなして、世界選手権で目標であるベストエイトを突破したいと思います。自分たちの最終的な目標は、オリンピックでメダルを取ることですし、それに向けてチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
――植田監督の言った「常識を越えるトレーニング」について経験者から一言お願いします。
そうですね、4年前(3年前の間違いか?)僕も経験しましたけど、本当に体が動かなくなるくらいまで追い詰められますね。頭をかこうと思っても、手が頭まで届かないくらい。腕の筋肉がぱんぱんに張ってしまって、頭の方を動かして持って行った覚えがあります。
6月末に手術をする予定なんですけど、まだ術後にならないとしっかりしたことは言えないんですが、リハビリもチームと一緒にやらせてもらおうかと考えています。
■越川優選手
新しいメンバーもたくさん入って、しっかりコミュニケーションを取りながら、本当に一つのチームとなれるように、これからも頑張っていきたいです。(イタリアでは)プレーももちろんですが、それ以外のプロとしての気持ちの面だとか取り組み方はすごく勉強になりました。プラスになった部分はたくさんありますが、プレー面に関しては皆さんに見て、感じてもらうことだと思います。とにかく、こっちでやってきたプレーを、むこうでは殆ど同じ事はやってないんで。同じ事と言ったら、サーブくらいかな。1ゲーム中に打つスパイクの本数が、4,5本とか、2本とか、日本では考えられないことになってましたから。その代わり、サーブの受け数が40本とか50本とかっていうのも、こっちではあり得なかったわけですが、そういうポジションをこなしてきたという自信に繋がっています。
――もっと打ちたいという葛藤はなかったのでしょうか。
難しい質問ですね。最初の内はやっぱりありましたよ。ここで上げてくれればいいのにとか。だけど、チーム全体の戦略を考えたときに、自分は攻撃面では3番目のアタッカーなので、そうも言ってられないというか、自分の役割、チームから期待されている役割というのを念頭に置いてやっていました。
――イタリアで得たものを、全日本のチームメイトに発信していくことはなさってるんでしょうか。
聞かれれば答えますし、コミュニケーションもとっていますが、まだこちらから発信するというところまではいってないかもしれませんね。これからだんだんそういった場面も増えてくると思います。
――日本とイタリアセリエA2、どちらがレベルが高かったですか。
一概には言えませんが、主観的に見て、あちらの方が高かったと思います。
――来季は?
昨季はイタリアにこだわっていましたが、来季については特にそういうこだわりはないです。でもたぶんヨーロッパのどこかですね。日本という選択肢はありません。
■清水邦広選手
今年は世界選手権があります。そこで“大逆転”を狙えるように、一生懸命に努力して、つらい練習を乗り越えて結果を出せるように頑張りたいです。
――今年のテーマは?
今年は弱気にならず、試合の取り組み方などすべて強気で乗り越えていきたいと思います。
――昨年はアジア選手権優勝、グラチャン銅メダル、ベストスコアラー、そしてプレミアリーグ優勝とMVP、黒鷲でも優勝とMVPと、すばらしい成績でしたね。
ありがとうございます。でも、それは廻りのみんなが頑張ってくれて、たまたま得られた賞だと思ってるんで、まだまだです。
自分は世界のオポジットと比べるとちびですけど、その分まだ伸び代があると思うんで、どんどんのばしていきたいと思っています。
――世界選手権は初めてですよね。
はい。でも、4年前結構テレビで見ていて、荻野さんも出てましたし、千葉さんもライトで入ったりしていて、記憶にはありますね。ねばっこい、落ちないバレーしてるなと思った記憶があります。だから自分たちも同じくらいボールが落ちないバレーをやっていきたいですね。
■近藤茂選手
――初選出ですが、聞いたときはどう思われました?
びっくりしましたよ。正直、自分が何故?という思いもありました。リーグ中ほとんど出番もありませんでしたし。
――セミファイナルでの活躍が目にとまったのかもしれませんね。
いやあ、あの試合は自分的には「活躍」じゃないですね。負けちゃいましたし。だから本当に不思議なんです。でも、これはチャンスなんで、与えてもらったチャンスにはどん欲に食らいついていこうと思います。
――2005年には、朝長選手もチームでは出番がなく、最初の候補選手からも漏れていたのに、いろんな条件が重なって最後には全日本の正セッターになってました。
朝長さんは自分にとってはすごい選手だと思ってるんで、自分が同じようにできるとは思いませんが、さっきも言ったとおり、チャンスは生かしていきたいと思っています。
■八子大輔選手
――大学生は今年は呼ばれないと聞いて心配していたのですが。
はい、先生に「行ってこい」と言われて僕もびっくりしました(笑)。
――昨年に続き2度目の選出ですが。
昨年は合宿でも大会でも自分をアピールすることができなかったので、今年はしっかり自分をアピールして、スタメンを狙います!
■柴小屋康行選手
――昨年は、廃部から移籍、レギュラー獲得とめまぐるしい年でしたね。
はい、廃部になったときはすごくショックでしたし、本当は移籍にも迷いがあったんです。でもいろんな方々からお話をいただいて、ああ、自分のような者でも、すごく必要とされているんだという感謝の気持ちで移籍を決意しました。無我夢中でやってきて、その結果としてレギュラー獲得に繋がったと思います。
――全日本選出は初めてではないのですね。
東アジアとかに呼んでいただいてきたので初めてではないですが、初めてと同じ気持ちで一からやっていきたいと思います。
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