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会見・コメント

2021-12-10 07:30 追加

堺・山本智大「サイド、ミドルが役割を果たしているのが今勝てている要因」FC東京・長友優磨「古賀さんの役割を自分でやっていかないといけない」V1男子会見

V1FC東京vs堺会見

V1リーグ 男子

12月5日に駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(東京都)で行われたバレーボールV1男子、FC東京対堺の試合後会見の模様をお届けする。

■堺ブレイザーズ
●高野直哉選手(OH)

昨日はFC東京さんのトータルディフェンスにやられて敗戦しました。今日はスパイカーがその点を考えブロックを使ったりしたことが嵌ったので3-1で勝てて良かったです。

●山本智大選手(L)

昨日は長友(優磨)さんのサーブでブレイクされて流れが悪くなりました。また、ブロック、フロアディフェンスに嵌められて自分の思うようにいきませんでした。
今日ミーディングで相手のデータもそうですが、まずは自分たちのサイドアウトだったり、ブロックとディフェンスの関係を徹底してその結果が嵌って勝ちに繋がったのでその流れを天皇杯に生かして頑張っていきたいと思います。

●樋口裕希選手(OH)

昨日負けてしまったところから自分たちの持ち味であるスパイクが昨日に比べてよくできたのでこのゲームになったと思います。常にサーブとブロックをしっかり出せればどのチームにも勝てると思うので、引き続き自分たちの持ち味を出せるようにまずはそこに集中していきたいです。

――昨シーズンからセッター(関田誠大選手→深津旭弘選手)、外国籍選手(ウェント・ジョン選手→バーノンエバンズ・シャロン選手)が入れ替わり、チームの状況変わったが、現在上位にいて好調な要因はどのように分析しているか?

高野:もちろんセッター、オポジットが変わったとこあるのですが、他のサイドやミドルの選手がしっかり点数を取れているのも大きな要因です。
あとショウ(バーノンエバンズ選手)がハイセットに関して打点が高く、上から相手がどうにもできないようなスパイクを打ったりするのでそこで相手がひるんで流れがこっちに来たりするところもあります。

山本:自分の役割をしっかり果たして、ショウ選手に頼らずクイック、パイプ、サイドの選手がハイセットを打ち切ったりという場面がが昨シーズンより増えました。
セッター、外国籍選手が加わりましたが、それに頼らずサイド、ミドルが役割を果たしているのが今勝てている要因だと思います。

樋口:乱れたときにハイセットをしっかりと打てる選手が1人だけではなくて2人はいないと試合が有利に進みません。
そこで外国籍選手だけではなくてサイドの選手2人のうちどちらか、2人ともだったり打てておいます。
セッター、外国籍選手が加わったことよりも、乱れたときに得点を取れていることが昨シーズンより変わった点です。

――高野選手と樋口選手に。昨日負けてしまった後にセッターの深津選手と話したことや修正点は?
高野:トスが長い、割れている部分がありその点を話し合いました。それで変えたら結局合わなくなったので、同じままでいいので自分が入り方を変えますということでそれがしっかり嵌ったので改善ができました。

樋口:僕は昨日途中から出場でしたが、特に深津さんとはトスの部分については話していません。僕が入ることによってパイプが少し増えて、配球が変わって相手が(自分たちを)嫌だと思う感じでブロックに入っていました。

――樋口選手に。フェイントを多用してたが?
樋口:基本的には打って点を取ることを目指しています。だた助走が取れていないだとかトスが割れていた時に無理に打ちに行って被弾をするよりは相手の嫌なところに返してフェイントで点を取れれば楽だと思います。
クビアク(・ミハウ)選手(パナソニック)が勝負所でそういうプレーで決められてどうしようもできないということがありました。軟打や相手が嫌なところに返すという意識ではやっています。

――ディグが良く上がっているように見えるが?
樋口:夏場の練習でディグをチーム全体としてやっていて、そこでディグの基本的な動きや位置取りが体に染みついたという感じはありました。
もともとディグが下手なところから少し上がっている程度なので、そこまでチームに貢献している感じはありません。

――サーブレシーブを向上する上で話し合っていることは?
山本:例年に比べて数字が良いと思います。ハードサーバーが増えてくるチームに対しては、第1に相手のエースをなくす。Cパスでもいいので真ん中に上げてそこからハイセットを上げてしっかり打たせることにフォーカスを当てています。
数値も大事ですが、エースを取られないことを前提にしてこれからもやっていきたいと思います。

高野:トモ(山本選手)も言っているようにどのチームもハードなサーブを打ってきて、どうしようもないサーブが来たりもします。エースを取られないことも重要なのですが、イージーボールをセッターにしっかり返せることも重要になってきます。
そういう部分でも連携を確認して、工夫をできたらと思います。

樋口:自分に来たボールではポイントを取られないようにに心がけています。間に来たボールは3人(高野選手、山本選手、迫田郭志選手)が取りに来てくれているので、助かっています。取りに来てもらっている中、自分が下手な動きをしてポイントを取られないようにしています。

山本:そんなことないって。(一同笑い)

――天皇杯(12/10より開催)に向けての意気込みを。
高野:トーナメント戦で負けられない戦いになるので、目の前の試合に自分たちの力を精一杯ぶつけて試合に勝って優勝できたらなと思います。

山本:初戦の筑波大学(1回戦)が3セットマッチになり、相手は勢いで来ると思います。そこを勝つとおそらく大分三好さん、ジェイテクトさんとなると思います。普通に自分たちのバレーをすれば特に問題ないと思うので、相手どうこうより自分たちのバレーを徹底してやってきたいと思います。

樋口:初戦は(母校の)筑波大学(樋口選手が4年の時に1年だったメンバーがいる)、次(に来ると想定される)の大分三好さんはリーグの初戦で負けていたり、ジェイテクトさんについてはまだやっていないです。
まだどこが来るかわからないですけれども1戦1戦やるときに思うことは変わってくると思うので、それそれにフォーカスして勝ちを積み重ねた結果優勝という形になればよいと思います。
まずは「筑波大学」に全力を尽くして圧倒したいと思います。

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