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バレーボールマガジン>会見・コメント>NEC開幕前記者会見 古賀紗理那「今は足首をしっかり治すことに注力している」、サラ・ウィルハイト「チームのために自分がどう役立てるかを考えて頑張りたい」

会見・コメント

2021-10-12 16:58 追加

NEC開幕前記者会見 古賀紗理那「今は足首をしっかり治すことに注力している」、サラ・ウィルハイト「チームのために自分がどう役立てるかを考えて頑張りたい」

V1リーグ 女子

ここで4選手が退席し、井上選手、サラ選手が参加。

――井上選手とサラ選手に。NEC入団を決めた決め手を教えてください。

井上:「勝ちたい」という思いが自分自身の中で強くありました。金子監督にお話をいただいた時に「今年は絶対に優勝するんだ」という目標を掲げていることや、「そのためにぜひ来てほしい」と言っていただきました。監督の考えやチームの方向性というところを考えた上で、私自身、このチームの1選手として力を発揮したいなと思って決断しました。

サラ:日本のリーグについて、いいことばかりを聞いていました。今回、NECからオファーをいただいた時、私にとっていいチャンスだと思いました。
チームとしての考えや掲げている目標、そして、監督の考え方であったり、才能あふれる選手が多いということもひとつの決め手となりました。

――梶原代表に。NECがスポーツビジネスの事業拡大を目的とした新組織「スポーツビジネス推進本部」を6月に立ち上げ、リブランディングを推進する中でここまでの手応えは?

梶原:今までの企業スポーツの垣根を超えて、より地域に密着した形でのクラブ運営を心がけています。具体的には川崎市内での活動であったり、地域のスポンサーの獲得であったりとか、そういったチームに関わってくれる人たちをどれだけ増やすかということを現在やってきています。なので、今まではどちらかというと企業スポーツとしてNECという社内を見て活動している部分があったのですが、そうではなく広い意味で地域のサポーターの皆さんだったり、パートナーの皆さん、地域コミュニティの皆さんというところを意識しながら活動しています。 そういう意味では全員のモチベーションが変わっているのではないかと感じています。

――梶原代表に。Bリーグの千葉ジェッツふなばし、Jリーグのアビスパ福岡での経験をNECで取り入れている部分などはありますか?

梶原:弱いチーム、強いチーム、弱いところから強くなるチームなど、それぞれの過程に関わっていく中で、強いチームには明確なビジョンがあり、それをフロント、コーチ、選手全員が同じ目標を同じように感じて、共通言語として日常的にその言葉を使うようになるのを見てきました。
先ほどから監督や選手のコメントでも出ていますが、20人全員で戦う。試合に出ているメンバーだけではなく、それ以外のメンバーも一人ひとりがチームのために今何ができるか、自分が置かれているポジションで考えて行動するということがチームが強くなる条件だと思っています。そういった意味でそこの考え方の浸透等はかなり力を入れてやっている部分です。

――それを踏まえ、金子監督に。チームの変化を感じる部分はありますか?

金子:いろいろな情報を発信している段階ですが、根本はチームが強くないと、そういったものも影響が大きくならないのではないかと思っています。なので、我々は試合会場に来てもらい、選手のプレーを見てもらって、ファンの皆様や関わってくれる皆様に響くようなプレーをすることに力を入れています。

――金子監督に。先ほど井上選手のお話の中で、金子監督から声をかけていただいたということでしたが、井上選手のプレーのどのようなところに着目し、チームの中でどんな活躍をしてほしいと考えていますか?

金子:プレーもそうですが、彼女は海外バレー(ルーマニア)など、経験が豊富なので、その経験値が我々のチームにとって必ず力になると私は思っていました。チームは若い選手も多くなってきていますので、彼女のような経験値のある選手が苦しい状況でどれだけハイパフォーマンスを見せてくれるかという部分に大きな期待をしています。

――井上選手とサラ選手に。新加入選手としてファンの方々に一言ずつお願いします。

井上:とにかくチームのためにということを忘れず、そして勝つために自分が何ができるのかというのを日々探しながら、1戦1戦全力を尽くして頑張りますので、長いシーズンですが、温かいご声援をしていただけたらと思っております。どうぞよろしくお願いします。

サラ:私は学ぶことにとても探究心を持っており、ここに来ることで必ず何かひとつ学んで帰ることができると思っています。学ぶためにこのNECは最適なチームで、学んだことをチームが優勝するために役立てることができると思っています。
ファンの皆さんにはこれから温かいご声援をよろしくお願いします。これから一生懸命、自分のためだけではなくチームのために、そして他の選手のためにどういうプレーができるか、そしてどう役に立てるかを考えて、頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いします。

写真提供:NECレッドロケッツVリーグ開幕直前イベント広報事務局

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