2021-10-22 15:49 追加
眞鍋政義女子代表新監督が就任内定会見。「パリ五輪出場権獲得が最低限の目標。まずは東京五輪の振り返りから始めたい」
女子日本代表 眞鍋政義新監督就任内定会見
全日本代表 女子

日本バレーボール協会(JVA)は22日、女子日本代表・眞鍋政義新監督の就任内定会見を行った。
眞鍋新監督は、東京五輪の10位という結果に危機感を持っていたところ、JVAの監督推薦委員会から推薦を受け、5年ぶりの代表監督復帰を決意。選手、監督時代はロンドン五輪銅メダル監督を含む計4回の五輪出場経験を持つ一方で、当時の代表選手の中で最年長だった1996年のアトランタ五輪最終予選では出場権を逃すという経験もしている。こうした経験から日の丸に対する思いも強く、バレー界のために現場復帰を決断したという。
リオ五輪後は、V1女子のヴィクトリーナ姫路の球団社長という立場であったが、辞任し、代表監督に専念する。
就任が決まってまだ1週間ということで、具体的な戦術・戦略、スタッフ人事、選手選考などはこれからとなるが、「私一人で難局を乗り切るのは難しい。Vリーグ、大学、高校の指導者などにも協力を仰ぎ、オールジャパン体制でチーム作りに臨みたい」と話す。具体的には来年春に女子日本代表の始動会見を行い、発表したいとした。
東京五輪を解説者の立場から見て、「具体的な数字はわからないが、世界各国のチームと比べ、サーブが弱かったのではないか」と話した眞鍋監督。代表監督を離れていた5年間は毎年、古くからの友人でもあるブラジルのジョゼ・ギマラエス監督など、世界の名指導者たちと会う機会を設け、その戦術を学んだ。「(その学びから)アップデートしたところを見てほしい」と語った。
「東京五輪の男子優勝国フランス、3位アルゼンチンなどのバレーは高さではなく失点の少なさ、結束力の高さなどで結果を残しており、日本女子バレーのヒントになるのではないか」と語り、「東京五輪で悔しい思いをしたメンバーの中には世界ジュニア選手権で金メダルを獲得した選手もおり、まだまだポテンシャルがあり、挽回できるのではないか」とチーム再建の厳しさを知りつつも前向きに捉えている様子が窺えた。
この5年間、固定できなかったセッターのポジションについては、求められる資質として「いろいろな観点があるが、トスの安定、視野が広いこと。もっと言えば、男子バレー、女子バレー関わらず、世界の一流セッターと言われるセッターはディフェンスがいい。そういったことを含めて、代表のセッターは決めていきたい」と話した。
パリ五輪の出場権獲得が最低限の目標となるが、「まずは東京五輪を振り返り、それから日本のオリジナルを追究していきたい」と語った眞鍋監督。日本女子バレーの復活請負人として、どのような手腕を発揮するのか、注目していきたい。
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