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会見・コメント

2021-12-20 14:58 追加

堺・深津旭弘「個人的には今日すごくふわふわしていたので明日はしっかり入れるように」千葉進也監督「序盤からブロックがしっかりできて求める展開となった」天皇杯準決勝会見

堺準決勝会見

V1リーグ 男子


令和3年天皇杯・皇后杯バレーボール全日本選手権男子準決勝後の記者会見。堺ブレイザーズのコメントをお届けする。13年ぶりの決勝へと駒を進めた堺。リーグでも2位と好調をひた走る。
■堺ブレイザーズ
●出耒田敬
自分たちのバレーボールをやろうとはじめて、スタートでしっかりとブロックを機能させることができて相手の出鼻をくじくことができたので、いい形では入れたのがこの勝利につながった。また、2セット目も序盤リードして、中盤追いつかれたときでもしっかりとサイドアウトをきっちりとることができていましたし、やることは明確にできていたので、2セット目、3セット目と取り切ることができたのかなと思います。

●深津旭弘
今3-0で勝ったのはすごくよかった。個人的にはすごくふわふわして1セット目を迎えた感じがあったので、もうちょっと明日は、相手もいい状態で来ると思うのでどっしりと覚悟を決めてコートに入って普段どおりできればいいと思います。明日どういう試合になるかわかりませんけれども、こういうところで試合できることに喜びを感じながら、感謝しながらチーム一丸となってやっていきたい。

――出耒田選手に。最初からあれだけブロックが出せた要因は。
出耒田:今あのローテーションというのが、自分とエバンスと樋口という、本当に最近ミドルとしての面目がたたないくらいサイドのブロックがいいので(笑)。それぞれのブロック力。相手のコースをしっかりと絞って、エヴァンスも樋口も対応してくれたので、ミドルとしてもっと頑張っていきたい。

――深津選手が加わったことでチームになにか影響があったのか。また深津選手は今日古巣と対戦でしたけど、どんな心境だったか。

出耒田:深津さん入って間もないですけど、最初から違和感ない。うちのチームカラーにとても合ってるなと思います。コート上でもすごくキャプテンシーを発揮してくれて、中にいる選手はとてもやりやすくしてくれている。すごく助かっています。

深津:Vリーグの方で2戦やったので、特に意識することはなかったです。まあ相手がどういうふうにやってくるかはわかっていたので、どういう特長がある選手がいるのかも自分なりにはわかっていたので、思い切って、こちらには強力なアタッカーがいるので、僕がどうというのではなく、信じてあげました。

――出耒田選手に。サーブのところで、強くいく選手が多かったですが、エバンス選手や出耒田選手は前を狙うサーブが多かったように思いました。
出耒田:そうですね。エバンスは正直あんなにコントロールするとは思わなかったんですが、それがいい方に出ました。あのときは小野寺選手のクイックはとても厄介なものなので、エバンス選手が自分で考えてクイックを潰してくれたので、ブロックも跳びやすかったですし、結果オーライだと思います。

――出耒田選手に。チームにはベテランの松本選手がいますが、どう見ているか。
出耒田:すごくいい刺激になっている。あれほど安定したプレーを自分もやっていかないといけないなとお手本のような存在でいてくれる。あの人よりも先に引退することなく、日々精進していきたい。

――リーグ戦も含めて、去年までと違って非常に調子がいい印象がある。どういう要因があるのか。

出耒田:うちのチームはもともと日本人の攻撃力が武器だったところに、うまくエバンス選手が合流していい化学反応が起きている。そこに深津さんが加入してきて、深津さんがうまいこと自分たちを使ってくれているので、そういったところでしっかりと攻撃は通っているので自信を持って戦えているのが要因。

――出耒田さんに。チーム全体にフィジカルのコンディションは。
出耒田:夏場しっかりとフィジカルのトレーナーの元トレーニングをガッツリできたこと、ラントレとかでしっかりと土台を作ることができたのが大きいかなと思います。普段であれば夏場近畿総合といった大会もあるんですが、今年はコロナの影響でなくなって、しっかりと体作りに時間をさくことができたのが大きい。

――深津さんに。ふわふわしていたのは?
深津:出だしまったく手についてなかった。明日はそうはいかないと思うので、1点目からしっかりやれるように自分の中で工夫しながら迎えたい。

●千葉進也監督
今日はゲームのスタートからしっかりとブロックで決めることができたので、われわれの求める展開ができた。一発勝負のトーナメントなので、それをしっかりとチームで出せたのが勝利の要因だった。

――サーブですが、かなり強弱をつけたり前後に振ったが、それは選手の判断なのか、ベンチの判断なのか。
千葉:サーブについてはもちろんミーティングで相手の弱点だったりターゲットを狙うことは決めています。状況判断でメリハリをつけるのは、そのときそのときで言ったりしています。今日に関しては、ショートサーブがうまくいったので、他の選手もそれを取り入れた。

――リーグ戦のときにこの大会について語っていましたが、ここまで順調にきている要因は。
千葉:ここまで来ているのは、今シーズン始まってから調子がいいものの、決して万全ではない。今まで何年かに一回はトーナメントのはじめに負けることもあったので、気を抜かず、先週のジェイテクト戦にしっかりと難しい試合を勝てたことが良かった。苦しい試合を一つ一つ勝っているのがチームの自信になっている。ここまできたら明日ジブたちがやりたいバレーをやる。ブレイザーズらしく準備をして入っていきたい。

撮影:黒羽白

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