2022-03-19 15:32 追加
岡山・佐伯亜魅加「憧れの石川真佑選手と対戦し、試合をしながら学ぶことも多かった」、東レ・井上奈々朱「うちの選手は若手も代表などで経験豊富。力をうまく引き出し、チームに還元できれば」 V1女子会見
V1女子 3月13日 東レ対岡山 会見コメント
V1リーグ 女子
3月13日にブレックスアリーナ宇都宮(栃木県)で行われたバレーボールV1女子、東レアローズ対岡山シーガルズの試合後の記者会見コメントをお届けする。
東レアローズ 1(20-25、25-20、21-25、18-25)3 岡山シーガルズ
■岡山シーガルズ
●河本昭義監督
恐らく東レさんが昨日、JTさんとの対戦でお互いがもつれるゲームを予測しながらストレートで勝ち、 うちの昨日の試合を見て、「自分たちがある程度やれば大丈夫なのではないか」というところがあり、第1セットのスタートで少し気の緩みが出たのかなと。一方、うちは早めに若手を試しながら使ったことがいい形で出て、いい流れを作ることができました。
また、地元・栃木出身のみずき(宇賀神)選手を久々に使ってみました。恐らく彼女の気持ちの中で仲間や親戚一同が応援に来ているということでモチベーションが上がっていたのか、昨日から熱い雰囲気を感じていました。 昨日の試合で勝利していたこともあるし、 そういう思いが相乗効果でいい形で出て、今日は最後までシーガルズらしく、流れが相手に行かずに戦うことができたと感じています。
――相手は攻撃力の高いチームでしたが、それに対するシーガルズの守備の評価は?
河本:ブロックとディグの関係が今までの中ではよかったのか…。特に私は遠藤(彩萌)選手のブロックは思ったよりよかったと感じました。特に今の高校生の仲間たちというのは、ユースやジュニアなどでお互いにつながりがありますが、彼女は高校時代にそういうのが全くなく、去年も少し出場しただけで、あんなにできるのかなというところで、相手にも戸惑いがあったのかもしれません。「シーガルズさん、もう少し点をくれるのにな」という気持ちが少し東レさんの中に起こったから、余計にゲームがやりやすくなったように思います。
付(欣田)選手や佐伯(亜魅加)選手もそうですよね。普通は内定選手や新人選手というのは最初はよくてもゲームの中でパフォーマンスが落ちますが、大きく崩れることなく最後まで行ったことが少し東レさんの焦りを誘ったのかなと。そこに対してミスが少ない形で試合を運べたことが勝利につながった気がします。
――今日の試合の中で、監督が印象に残った場面は?
河本:要所要所でのブロックのタイミングが相手のミスを誘うようないいタイミングでできていたように思います。石川(真佑)選手があんなに焦ってミスするのは非常に少ないので、相手とのスパイクとブロックの間(ま)がお互いにわかったために「あっ」という気持ちを相手にブロックが伝えたのかなと。そのようにブロックが以前に比べると要所要所でシーガルズらしからぬブロックになって、好機を生んだというのか、そういう展開になったと思います。
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