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会見・コメント

2022-03-22 07:19 追加

JT・籾井あき「感情が表に出なくなったかな。それが良いこともあるけど、時には奮い立たせてもっと自分を出さなければ」、埼玉上尾・目黒安希「姉は絶対自分のところに打ってくると思いました」 V1女子会見

3月19日 V1女子 JT対埼玉上尾 会見コメント

V1リーグ 女子

3月19日にひたちなか市総合運動公園総合体育館(茨城県)で行われたバレーボールV1女子、JTマーヴェラス対埼玉上尾メディックスの試合後会見コメントをお届けする。

JT 3(25-21、25-21、25-17)0 埼玉上尾

■JTマーヴェラス

●小幡真子主将

今日はブロックディフェンスがすごく良かったと思います。スタートから勢いを持って入れたのが勝因です。

●林琴奈選手

今日は自分たちのリズムで試合ができました。追いつかれそうになってもしっかり立て直して、やりたいバレーができたので良かったと思います。

●籾井あき選手

コートの中に時間がありました。自分たちがやりたい攻撃ができていた試合だったと思います。

●芥川愛加選手

自分たちがやろうとしたことが形になった展開も多かったと思います。でも、まだまだ修正する点もたくさん見つかった試合だと思いました。

ーー小幡主将に。埼玉上尾は相手チームの対策が徹底していますが、今日の試合でそういった「対策」を感じた部分はありましたか?

小幡:今日の試合ではそこまでではなかったんですけれども、ミドルが起点となっているチームにショートサーブを打って、サイドに高いブロックを揃えて対応するシステムを取り入れていると思います。どういう戦略で、どこに打たせたいか明確なシステムの構築をしています。これをやりたいんだろうなというのがわかりますね。

ーーシーズン終盤、3連覇もかかっていますが、仕上げに向けての手ごたえは?

小幡:取りたいときに取れないと難しくなってきます。これからの試合は負けられないのですが、そのためにどれだけ自分たちのバレーができるのかということも大切になります。水曜日の試合(久光戦)は本当に重要な試合だと思っていました。勝っても負けても自分たちの持っているものをすべて発揮するという強い気持ちをもってやれば、自分たちはあまり崩れないと思います。そういう信念をもって戦っていく力がJTはすごく強いと思います。技術面もそうですけど、何をしようと思ってコートに入るのか、何のために戦っているのかということにフォーカスして戦っていきたいなと思います。

ーー先週の宇都宮大会、試合後の会場インタビューで「バレーができるのは当たり前じゃない」とおっしゃっていましたね。

小幡:コロナのこともありますし、世界ではスポーツのことを言ってはいられない状態だったり、地震、震災とかいろんなことが起こっています。そんな中で、私たちは普通に生活ができていて、社会人になってもこうやって本気でバレーに取り組めています。そういう今の環境は当たり前ではないと思っています。自分に嫌なこととか苦しいことがあっても私以上に苦しい人はもっといるでしょうし、チーム内での苦しさや乗り越えなければならないことがあった時にもそうやって考えるようにしています。

ーー昨年末の女子ファンフェスタでも「お金を払って見に来てくれるのはあたりまえじゃない。そこに見合った価値のある試合を見せなくてはいけない」とコメントされていました。コロナ禍ではありますが正直、リーグは観客動員で苦戦をしています。プレーを見せる、盛り上げることに対して考えていることなどもありますか?

小幡:勝つということもそうなんですけど、そこに行くまでのプロセス、勝った負けただけじゃなくて、このチームを応援したいなと思ってもらえるチームになることを同時に目指しています。思わず応援したくなるようなチームをお客さんは見たい。人間と人間の心のぶつかり合いだとか。JTは全員がハードワークしないと1点が取れないチームです。アニー(ドルーズ・アンドレア)がいるから点が取れていると思われがちなのですが、そこにボールを持って行くのにどれだけの人が関わっているか、コートに入っていない人がどれだけサポートしてくれているか。直接は見えないところも、このチームは頑張っているんだろうなって思われるかどうか。そういうところをお見せできたらいいなと思っています。

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