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会見・コメント

2022-03-22 07:19 追加

JT・籾井あき「感情が表に出なくなったかな。それが良いこともあるけど、時には奮い立たせてもっと自分を出さなければ」、埼玉上尾・目黒安希「姉は絶対自分のところに打ってくると思いました」 V1女子会見

V1リーグ 女子

■埼玉上尾メディックス

●山崎のの花選手(セッター)

良いプレーもあったのですが、自分たちのリズムに乗り切れませんでした。相手に対して自分たちの戦略の形を作れなかったので勝ちに繋がらなかったと思います。

●目黒安希選手(アウトサイドヒッター)

相手の全員ではなく、一人の選手にやられてしまった印象があります。ドルーズ選手に対する準備はしていたのですが、最後まで対策しきれませんでした。

ーーハードな日程の中、みんな疲れているのかな、と感じました。

山崎:連戦が続いて、水曜日も試合が入ったりだとか。正直疲労はたまっていると思います。それ以上に難しいのが気持ちの切り替えですね。負けた時に切り替える時間も少なくて。そういう部分がちょっと難しくて、今までと違うところがありますね。

ーー山崎選手は昨シーズンでの活躍で「ブレイク」しました。監督からは元ブラジル代表のセッター「リカルド(ガルシア)」にも例えられましたね。

山崎:監督から直接、褒めてもらいました。自分の中で自信にもなっていました。でも、それは去年の話です。去年はみんなにずっと支えてもらいながらやった1年でした。今年はもう自分が支える立場になりたいと思って迎えた1年でした。でも、そこが難しくて。去年は支えてもらっていたから、思う通りのプレーができた。そういう環境だったと改めて実感しました。

ーーさらに成長するために、壁と向き合う1年になっていると思います。今感じている課題は?

山崎:トスの精度がまだまだ足りないなって思う部分があります。トスの精度がしっかりしていれば、アタッカーには打ち切ってくれるメンバーが揃っています。ですので、配球というより自分のトスの精度を上げたいと思っています。

ーー岩崎こよみ選手が産休から復帰しました。先輩セッターから学んでいることは?

山崎:こよみさんのトスの精度の高さですね。一緒に練習をしてる時にすごく感じます。そこを見習っていきたいですね。

ーー山崎選手が今後日本代表のセッターを目指す上では、トスだけではない武器も持っています。ブロックは昨シーズンも今シーズンもセッターの中で1番ですね。

山崎:そんなに自分の中で得意な部分として捉えてたわけではないのですが、高校の頃からずっと「セッターの中では背が高い」と言われてきました。なので、ブロックは自分の中で当たり前にこなさなければいけない部分として頑張ってきました。それが結果になっているのかなと思います。

ーー目黒選手に。サーブレシーブなど、新人でありながらコートの中を安定させる役目を背負っていますね。

目黒:シーズンの前半、結果を出せなくて、チームに迷惑をかけてしまいました。正直、自分の中でも少し気持ちが落ちてしまっていたのですが、チームメイトにすごく支えてもらって。今、チームに貢献したいという気持ちをもう一度強く持てました。コートに入った時にはやるべきことに集中してプレーするように心がけています。

ーー前半、結果が出せなかったと感じている理由は?

目黒:試合の緊張感に慣れていなくて、コートに入って何をしたらいいのかわからなくなってしまった時もありました。そこを改善して、集中することができるようになってきました。

ーー今日は途中出場したお姉さん(JT・目黒優佳選手)からサーブを打ち込まれましたね。

目黒:確実に自分のところに打ってくると思いました(笑)

ーーその理由は?

目黒:妹だからとか関係なく、JTの戦略、一人の相手チームの選手としてここに打ってくるだろうなと感じていました。

ーーその後、お姉さんにサーブを打ち返しましたね。

目黒:監督から「強く打て」と言われていたんですけど、ちょっと勢いが弱かったですね(笑)

ーー相手として意識はする?

目黒:そこはしなかったですね。ゾーンと見立てて、どう崩そうかと考えました。

ーーお姉さんの目黒優佳選手はスタートから出る機会は多くないですが、JTの中で重要な役割を担っています。それはJTの監督、選手の談話の端々から実感として伝わってきます。

目黒:私自身も控えでチームの流れを変えるために入ることが多くて、姉もそういう立場になります。妹の目線ではなく一人の選手として、準備の仕方だったりとか、コートに入って結果を残すことに対してすごいなと感じています。

ーー今後の抱負は?

目黒:今チームに求められてることはレシーブかもしれませんが、攻撃面でもチームに貢献できるように。攻撃面をもっとレベルアップしたいと思っています。

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