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バレーボールマガジン>インタビュー>ザムストPresents“Vの肖像”vol.6 大宅真樹(サントリー)「「直近の目標はもちろんリーグ連覇、そしてパリ五輪。人生かけてやっていきたい。今はそれしか見えない」後編

インタビュー

2022-04-06 12:20 追加

ザムストPresents“Vの肖像”vol.6 大宅真樹(サントリー)「「直近の目標はもちろんリーグ連覇、そしてパリ五輪。人生かけてやっていきたい。今はそれしか見えない」後編

V1リーグ 男子 / 全日本代表 男子


サントリーサンバーズは昨季14季ぶりにリーグ優勝を果たした。そのシーズンの始まりに、大宅はキャプテンに就任した。ところが、最初のミーティングをまさかのドタキャン。選手やスタッフが大宅に電話しても出ることもできなかった。それから一転、主将らしく振る舞えるようになったが、スタートの珍事はなんだったのだろうか。
「あれはですね…。僕、意外と人前では明るくしてるんです。ちゃらんぽらんというか。でも、一人になれる時間が長いとすごい考え込んだり、陰になってしまう。監督からキャプテンをお願いされたときも、本当にルーキーのときから中心でやりたいと思っていたので、キャプテンに選んでもらった嬉しさもあったし、やってやろうという気持ちも強かったんですけど、前日にあーどうしよう…みんながどう思っているかわからなかったというのもあり・・・。そうなったらああなってしまったというか(苦笑)
だけど逆に覚悟はものすごく決まったし、そこから少しずつですけど、人間的にも変われたのかなと自分でも感じる部分はあった。そこは山村宏太監督に感謝していますし、チームメイトにも本当に助けられながらプレーできた。自分がバレーをしてきて色んな人と出会いましたけど、出会う人出会う人に助けられてやってきています」

優勝したときはどんな気持ちだったかと尋ねると、大宅は思い出し笑いをした。
「すぐコートに倒れ込んだんですけど、欲を言えば自チームの得点で優勝したかった。『くそ、ミスるなよ』っていうのが最初に思ったことかな?(笑)
キャプテン1年目ですごくホッとした。入団3年目で優勝はしましたけど、それ迄の過程が4位、3位で優勝とどんどんあがってきたので、またすごい経験をさせてもらっているなと思います」

ミドルブロッカーの小野遥輝とはお互い信頼し合ったコンビネーションがある。
「U-23の世界の方で一緒になって。アジアのときは小野寺がミドルだったんですけど彼もシニアに引っ張られて、そこに小野が入って初めて合わせました。

信頼してますし、一番一緒に練習しているので、練習が終わったあともコンビを合わせたり、遠征先でも常に一緒に行動したり一番長い時間を過ごしている。バレー以外でも信頼してる。大村工の伊藤先生にずっと言われていたんですけど『チーム作りは人間関係づくり』と。それにあてはまるような彼との関係です」。

目標とするセッターはあえて作らない。参考にはするが、自分の芯はまげたくないという。

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