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会見・コメント

2022-04-15 07:00 追加

久光・戸江真奈主将「今季はコートの外にいる人たちに助けられている」、東レ・関菜々巳「受け身になり、自分たちの良さが出し切れなかった」 V1女子ファイナル3会見

V1女子 ファイナル3 東レ対久光 会見コメント

V1リーグ 女子

4月9日にこのはなアリーナ(静岡県)で行われたバレーボールV1女子ファイナル3、東レ対久光の試合後の会見コメントをお届けする。

【ファイナル3】
東レ 1(25-21、25-18、25-17、25-19)3 久光

【ゴールデンセット】
東レ 0(23-25)1 久光

■東レアローズ

●白井美沙紀主将

試合内容としてはサーブで攻められて、崩されて、相手の思うようなディフェンスを組ませてしまったというところ、自分たちがしたい展開を相手にされてしまったところが一番の敗因かなと思っています。ファイナルステージに入り、今日勝たなければファイナルに進めないという状況の中で、ファイナル3の相手が久光さんに決まってからの1週間に自分たちで準備してきたことは最大限に出してきたつもりですけど、最後に拮抗した中で出し切れなかったというところがまだまだ自分たちの弱いところなんだと感じています。

●関菜々巳選手

自分たちが2位通過をしたことによって、1試合負けたとしてもゴールデンセットがあって、それを勝ち切ればファイナルに行けるという状況でした。ゴールデンセットはテクニカルタイムアウトまではリードしていたのに、そこから連続失点してしまい、ちょっと受け身になってしまいました。自分たちの良さが出し切れなかった試合だったと思います。
何度も悔しい思いをしてきて、今年こそファイナルの舞台で戦いたいという思いがあったのですが、すごく悔しい結果になりました。

●石川真佑選手

今日の試合を通して、1セット目では自分たちにとっていい状況が作れて、いいスタートを切ることができていましたが、2セット目以降、相手にサーブで崩される場面など、少し受け身になってしまったと思っています。ゴールデンセットは16-11のリードする展開から逆転されてしまったというところでは、自分たちもいいプレーは出ていたと思うのですが、それを上回るような久光さんの攻撃を自分たちがディフェンス面で対応できていない部分があったのではないかと思います。

――関選手に。久光との試合はレギュラーラウンドでは、昨年11月の1・2レグは2試合ともストレート、3月末の3レグで対戦した時はフルセットでいずれも東レが勝利しています。また、12月の皇后杯はフルセットで久光が勝ちました。11月頃と比べて久光の印象が変わったところなどはありましたか?

関:皇后杯や3レグで対戦した久光さんは1、2レグの時とは本当に全く別のチームのように強くなっていたという印象でした。変わっていた点は、サーブが強くなっていたところ、ディフェンスに関しては粘り強くて、いつもなら決まるだろうと思われたボールが粘られてしまって、相手に切り返され、自分たちの持ち味である攻撃で差をつけられてしまったところだと感じています。

――粘りについては攻撃が読まれていたのか、相手の集中力がすごかったのか?

関:自分たちは攻撃力が武器で、真佑とヤナ(クラン)の2本の柱をずっと武器にしてやってきて、勝負所では読まれてもエースに託そうというふうに思ってやっていました。なので、多少は相手に読まれてしまっていたかなとは思いますが、ゴールデンセットに入ってからの戸江(真奈)さんなどのディグに関しては、すごく気迫を感じるものがあったと思います。

――石川選手に。ゴールデンセットの連続失点の場面ではどのように考えて攻撃し、相手のレシーブに対して、どのような印象でしたか?

石川:ゴールデンセットに限らず、自分自身が今日、ストレートコースが多いと越谷監督からも言われていて、それをブロックをよけて、クロス方向にしっかり決めようと思っていたんですけど、そこのディフェンスのところを久光さんがしっかり対応してきた部分がありました。そこは自分が思っているコースが相手に読まれてしまうというところがありました。

――思ったより拾われたのか、自分が打ち切れなかったのか、どちらの感覚が強かったですか?

石川:長いコースだったり、コースを打ち分けることは自分自身、意識して取り組んでいましたが、もう少し早い段階で意識できればよかったのかなと思います。

――関選手に。ゴールデンセットの連続失点の場面では、どのようなことを考えながらゲームを組み立てていましたか?

関:とにかく1点、まずは回したいと思いました。今日は(小川)愛里奈さんが相手のブロックが厚くて、思うように決まらない場面があったので、ヤナと真佑にいい状態で打たせたいと思っていました。そこも決まらなくて、自分としては少し守りに入ってトスを上げていたかなと振り返ると思います。

――石川選手に。2セット目以降、サーブレシーブでAパスが返しにくくなったのは、相手のサーブに変化があったのでしょうか?

石川:1セット目は自分たちがサーブレシーブをしっかり返すことができていましたが、次のセットに変わった時に相手もサーブをしっかり強く打ってくるようになったというところは感じました。また、人と人の間のところでミスが少し出てしまって、試合に入る前に連係をしっかりしようと話していたのですが、確認はしていたのですが、どちらが取るかという迷いなどもあったのかなとは思います。

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