2022-05-10 19:08 追加
東レ・白井美沙紀主将「連覇をするために黒鷲旗を戦いました」、PFU・坂本将康監督「選手たちはかっこよかったなって思っています」 黒鷲旗女子決勝会見
黒鷲旗女子決勝 会見コメント
SV女子
5月5日に丸善インテックアリーナ大阪(大阪府)で行われた第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会、女子決勝戦の会見コメントをお届けする。
東レ 3(26-24、23-25、25-21、27-25)1 PFU
■東レアローズ
●越谷章監督

昨日に続いて、今日の試合もすごい接戦になりました。前半少しリードするのですけれど、中盤にかけて失点してしまい、劣勢となる場面がこの大会では多くありました。でも、なんとか後半に追い上げるというパターンで、今日の試合も粘って最後に追いついて勝ち切ることができました。
第1、第2セットのサーブはちょっと弱かったですね。そこで相手に良い状態を作られてしまって、なかなかブレイクが取れずに苦戦しました。後半の第3セット、第4セットにかけてはサーブで攻めて少し相手を崩して、それがしっかり点数に繋がったと思います。
うちの攻撃はもう王道です。しっかり繋いでクラン(ヤナ)で点数を取りながら、他の選手が要所で決めていく。そういうスタイルを今大会も掲げてやってきたので、そのことに関しては何と言われようが、しっかりと結果出せたので良かったと思っています。
ーー第3セットまでクラン選手とメリーサ選手がマッチアップする場面が多かったが?
越谷:(そのマッチアップに関しては)どちらのチームにもメリットとデメリットがありますね。うちとしてはなるべく(バルデス)メリーサ選手にはクランをぶつけて、プレッシャーかけて、相手レフトにしっかり対応する。その対応はまあできていたんじゃないのかなと思っています。
ーーコートの中の自立心など、チームがもう一段階上に行くために抱えていた課題があったと思うが、今日の勝利はそういったものを克服しての勝利だったか?
越谷:技術のところもあるのですけども、今日はやっぱり目つきが違うなと感じました。選手たちは追い込まれても「絶対やってやるんだ」という顔つきだったと思います。特に白井(美沙紀主将)。いつもだったら(失点時に)「いいよ、いいよ」と周囲をなだめていたと思います。でも今日は声かけも違った。「次、絶対取るよ!」とか「攻めるよ!」とか。一人ひとりが強気な言葉だったり、そういった表情になっていました。接戦になって最後取りきれているのは、そういう部分があったのかもしれないなと思っています。

ーー監督自身も普段以上に戦っているように見受けられました。
越谷:この舞台で接戦ですから、自然とそうなるんじゃないのかなと思います。冷静に見るところは見ているのですけれども。闘志とかそういうものもまだまだこのチームには必要だと思っていますし、私自身の声掛けでも強気なところを出していこうと思っていました。

ーー代表選手がいない中で。
越谷:この大会では中田紫乃、中島未来、大崎琴未、野呂加南子。これから中堅になってしっかりチームを作っていかなきゃいけない選手達。この4人に期待してチームを作ってきました。
西川吉野とか深澤つぐみにも皆さんは期待すると思います。ですが、やっぱりチームとしてはこの中堅選手が底力を見せてくれることが大事です。代表がいなくてもチームは大丈夫だっていう雰囲気を彼女たちが作ってくれたらもっとチームは安定した力になると思います。
そこのところを彼女たち4人が今回非常に頑張ってくれたというのがありました。




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