2022-11-04 19:50 追加
日立Astemo・上坂瑠子「自分のできる精一杯をやる」、KUROBE・佐藤彩乃「ジャンプトスの回数を増やしたい」 V1女子会見
V1リーグ 女子
●伊東克明監督
不甲斐ない試合をしてしまって、KUROBEのファン、日立Astemoさんのファン、全国のバレーボールファンに申し訳ない気持ちです。
ーー昨日との対戦相手の感触の違いは?
伊東:我々は昨日クイックが決まっていたので、当然そこをマークしてくるだろうなということは想定していました。それでもクイックを使うと話はしていたんですが、実際にはクイックが使えなくてサイド勝負になってしまったことがこういう結果になった一番の要因じゃないかなと思います。
ーー日立Astemoからどういう対策を感じたか?
伊東:ブロックがフロント(相手ミドルの動きに合わせて移動する)してきてるんですよね。日立さんはリードブロックなんですが、昨日はステイ(セッターのトスの起動を確認できるまで留まる)して、そんなにブロックができていなかったのでクイックをどんどん使っていけたんですけど、今日は少しフロントしていて。当然マークが来ていますから、クイックが打ちにくくなってサイド勝負という。サイド勝負だとどうしても我々の方が(火力が)劣りますから。クイックで1対1になってアタッカーを有利にする。そのためのクイックが使えなかったことが一番の敗因ですね。
ーー第3セットは佐藤選手にセッターを交代しましたが、狙いは?
伊東:1番はやっぱりクイックを使わせたかったということです。今日はそれでも使いきれなかったということですね。
ーー佐藤選手の方がクイックが得意?
伊東:どちらがクイックを使える使えないということではなく、どちらにも使いなさいと話はしています。今日は菊池のクイックが使えてなかったので佐藤を出したわけです。
ーー次に向けての修正ポイントは?
伊東:まずはクイックを使えるようにする。そのためには当然その前のパスが重要になります。クイックが使えるパスを供給する。セッターが相手のミドルを意識しながらクイックを選択する、ということです。外国籍選手も昨日よりコンビが合ってきたので、そこが機能してきたことは今日の収穫ですね。
同じカテゴリの最近の記事
- 岡山・城戸陽菜「セッター経験はないけれど、竹下佳江さんの現役時代のプレーに憧れてジャンプトスを練習しました。リベロとしての目標は佐野優子さんです」 V1女子 [V1リーグ 女子] / 2024.04.13
- 女子日本代表・古賀紗理那主将「今年はキャプテンということを意識しすぎず、自分のプレーにフォーカスしていきたい」 [全日本代表 女子] / 2024.04.10
- V Cupでは選手が戦力分析! 好調続く日立Astemoリヴァーレ。高間来瞳「分析は大変ですけど、記憶に定着します」、上坂瑠子「大きな決断をしたシーズンでした」 V1女子 [V1リーグ 女子] / 2024.04.06
- 「Vリーグでバレーがしたい!」信念を持ち続けてスタメンセッターになったデンソーエアリービーズ・山口結可「プレーできない時間の方が長かった。正直、怖さもありました」 V1女子 [V1リーグ 女子] / 2024.04.05
- V2男子優勝・北海道イエロースターズ 浜崎勇矢監督「シーズン序盤に出た課題を選手たちが自ら解決し、14連勝にもつながった」、MVPの山田滉太「ファンの方の多くが移籍しても応援を続けてくれたので、少し恩返しできたかなと思う」 [V2/V3 男子] / 2024.04.03
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.