2022-11-17 09:01 追加
仙台・佐藤あり紗監督兼選手「凄く悔しい思いを抱えて、1年間いろんな練習をしてきた」、ヴィアティン・浅川希「バレーを楽しませてもらっている。アランマーレは懐かしい存在」 V2女子会見
V2女子 11月12日 会見コメント
V女子
11月12日に本山製作所青葉アリーナ(宮城県)で行われたバレーボールV2女子の試合後会見コメントをお届けする。
第1試合
リガーレ仙台 3(25-23、25-11、25-19)0 JAぎふリオレーナ
■リガーレ仙台
●佐藤あり紗監督兼選手(リベロ)
ホームで1勝を挙げられたことを本当にうれしく思います。昨シーズンはホームで1回も勝てず…最後のホームゲームはコロナで開催できなくて、凄く悔しい思いでこの1年間いろんな練習をしてきました。その成果が今日の試合で発揮できたのは嬉しく思います。
ーーVリーグに参戦して初のホームゲーム勝利ですね。
佐藤:私たちのチームも、私自身も応援してくださる方々を身近に感じている分、昨シーズン勝てなかったことに対して悔しさ以上に情けない気持ちの方が大きくありました。まず「ホームゲームで1勝する」ことを掲げてやってきたので、今日たくさんの方に来ていただいて、その皆さんの前で勝利できたのは大きな収穫でしたし、すごく良かったと思います。
ーー勝利の瞬間は?
佐藤:正直ほっとした気持ちにもなったんですけど、課題はあるので修正して明日は2連勝できるように、と。勝ちをもう少し喜びたいんですけど、切り替えて明日に臨みたいと思いました。
ーー2年目のシーズン、強化していきたいところ、目標などは?
佐藤:V1で戦える資格であるS1ライセンスを持っての大会参加です。去年とはまた違う責任感も生まれてきます。私含め全員が勝ちにこだわることができればと思います。強化してきた部分としては1人2ポジションやるっていうチーム方針があるんですけど、そこの質を高めようと。スパイカーだけれどもレシーブもしっかり同じ量を練習しますし、セッターと同じくらいトスの練習もする。そういったところが一番強化してきた部分です。
ーーでは佐藤監督もリベロ以外の練習を?
佐藤:そうですねー。私もたまにサーブを打ったり、たまーにスパイクを打ったり。気分転換しています(笑)
ーー監督兼選手はとても大変だと思いますが、2シーズン目で慣れてきた部分も?
佐藤:試合に出たり入ったりしているので、見えない部分もすごく多いです。選手のみんなに助けてもらったり、気づいたことは伝え合おうというスタイルで練習からやっています。私が全部を見ているのではなく、一人ひとりが気付いたことを選手同士で伝え合う良い環境ができているのかなと思います。
私は監督を兼任しているんですけど、他の選手もマネージャー業を進んで兼任してくれたり、グッズのことを兼任してくれたり、私の負担を減らそうといろんなことを自分から積極的にやってくれています。私も以前は監督業も選手もでいっぱいいっぱいになってしまうところがありましたが、今は本当にチームメイトに支えてもらっていて続けることができてるなと感じています。
ーー特に今シーズン、期待している選手はいますか?
佐藤:全員に期待していますが、4年目の末永ですね。プレーもそうですし、精神的にも1番成長した選手です。今までチームとしてエースという役割を作っていなかったんですけど、普段の練習への取り組み方だったり、この4年間で成長がすごく見られたので、今季からは末永をエースとしてチームを組むようにしました。
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