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会見・コメント

2022-11-18 19:46 追加

東レ・酒井啓輔「今シーズンは自分が得意なプレーや、自分らしさを意識している」 V1男子

V1リーグ 男子

●篠田歩監督

先週1勝1敗で折り返してきて、先週の反省点としてサーブミスが多すぎました。うちは今のメンバー構成としてブロックがいいチームなので、今週はサーブを入れる人と攻める人がそれぞれしっかり自分の仕事をするように練習してきました。攻める人はある程度のミスは仕方ないとして、その他の選手がしっかり入れていったおかげでブレイクの場面をいっぱい作ることができたことが今日の勝利につながったと思います。

――今おっしゃっていたサーブブレイクに関して、小澤選手のサーブの評価をお願いします。

篠田:よかったですね。ミスも少なく、11%くらいだったと思います。逆に先週はミスが多かったので…。そこまで思い切り攻めなくても崩してくれれば、前衛に(髙橋)健太郎などがいるので、ブロック機会を増やすという意味でも今日くらいのサーブが打てれば十分ではないかなと感じました。ジャンプサーブは調子が日によって変わってしまうこともあり、今日のサーブはいつもよりは思い切り打っていないはずですが、あそこまで崩せていたので、彼にとってはこれからにつながる、いい試合になったのではないかと思っています。

――今シーズン、ミドルブロッカーは開幕の頃は上條( レイモンド)選手を重点的に起用されて、難波(尭弘)選手を起用されたりもしていました。今日は髙橋選手を起用されていましたが、ミドルの選手の起用の意図は?

篠田:それぞれの選手のコンディションやサーブの特徴などで、相手が苦手とするサーブを打つ選手にしたり、強いサーブがほしい場合は西本(圭吾)を起用したりすることもあります。

――小澤選手はサーブレシーブが課題だと思いますが、起用のタイミングはどのように考えていますか?

篠田:攻撃面で評価しています。守備はある程度目を瞑っても、攻撃を重視する場合に起用しています。ただ、(山口)拓海と富田(将馬)がそこをしっかりカバーしてくれているので、ある程度2人を動かして、相手に的を絞らせないようにすることを今シーズンは取り組んでいます。それでも相手にデータをとられていると思うので、狙われたら上にしっかり上げるとか、直接失点しないということに気をつければ、スパイカーが決めてくれると思うので…。

――リーグはシーズン序盤ということもあり、混戦していますが、そこから抜け出すためにどのような取り組みをしていきたいと考えていますか?

篠田:うちの武器であるサーブをしっかり正確にやっていきたいです。今日はサーブを生かすことができましたが、今シーズン、まだ生かせていない試合も多いので。そこを生かせばブロックも当たってくると思うので、まずそこを整えていくことと、1本1本の精度ですね。パスやチャンスボールとか、2段トスとか。そういった細かい、直接点数に表れないところが今後重要になってくると思うので、そういうところを意識してやっていくことが大事かなと思っています。

――セッターの起用について。今シーズンは酒井選手の起用が増えていますが、真子(康佑)選手とどちらを起用するかは調子などを見ながら決めているのでしょうか?

篠田:そうですね。うちのセッターにもそれぞれ特徴があって、酒井はパナソニック戦の時などに後から出て、劣勢の時に流れを変えてくれたこともありました。酒井はブロックもいいのでブロック面と、サーブもそこまで崩せてはいないですけど、本数的には多く、ブレイクもできていて、そのローテがうちのブロックのいちばん強いところでもあるので、そういう意味で評価しています。

写真:黒羽白

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