■ヴィクトリーナ姫路

●花井萌里選手（リベロ）

昨日の試合ではできなかったことをミーティングで話しました。今日やるべきことは今日の試合ではできたと自分は思いますし、チームもそう考えていると思います。最後に勝ち切れないのは詰めの甘さがあるのかなと思ったので、そこをチームで追及して、来週に向けた準備をしていきたいと思います。

●坊野明里選手（セッター）

昨日はストレートという形でした。今日はフルセットまで持ち込めたのに最後勝ち切れなかったので悔しく思います。チームの課題でもある「競った場面でどれだけ自分たちが得点を取れるか」ということを来週に向けて練習していきたいと思いました。

●佐々木千紘選手（ミドルブロッカー）

昨日試合で出た改善点や課題を今日はみんなで取り組みました。良い時と悪い時の差というか、接戦になった時に精度の甘さが出てしまって、そこで埼玉上尾さんに離される展開が多くありました。最後まで精度を高めていくことが今後の課題です。

ーー坊野選手に。途中から出てチームを立て直す活躍でした。心がけた事などは？

坊野：スパイカーに最後打ち切ってもらうトスを上げることを意識して頑張りました。最後、第5セットにハイセットでスパイカーに打ち切らせることができなかったと思っています。そこは練習をしてしっかり打ち切ってもらうトスにしたいと思います。

ーー敗戦にはなりましたが、今日の試合は大きな経験になったのではないでしょうか？

坊野：昨日からコートの中に立つ時間が長くなりました。いいところも、全然まだまだだなって感じたところもあって、自分にとっては大切な日になったと思います。

ーー育成組織のマックスバリュ・ヴィクトリーナ出身ですね。

坊野：昨年の10月にヴィクトリーナ姫路に入団したんですけど、昨シーズンはあんまりコートに立てませんでした。今シーズンこそ少しでも多くコートに立てるように練習を頑張ってきました。育成チーム時代から練習してきたことも活かして、このV1でしっかりチームに貢献できるように、成長していけたらいいなって思っています。

ーー花井選手と佐々木選手に。代表に選出されましたが、その経験も活かして、これからの姫路をどう引っ張っていきたいでしょうか？

花井：自分たちのやるべきことができているときは、やっぱりチームもいい戦い方はできていると思います。ただ、自分たちから吐き出すミスが増え始めると、取れるところで点数が取れなくなることが増えてきます。自分たちからミスを吐き出さないというのをチームで徹底していけば、今の状況を突破できるのかなと思っています。

代表合宿の時に一緒にやっていた選手たちとネット越しに戦う時は、相手の特徴をわかっている状態で試合をしているはずなのですが、いろんな大会に出てどんどん成長していっている選手もいます。自分が思い描いている特徴とは違うプレー、自分もそういうプレーをして、どんどん上に進んでいけたらいいなと思います。

佐々木：精度の甘さだったり、自分たちから出してしまうミスが重なって、得点チャンスを逃すところが今シーズンすごく多いと思います。得点チャンスを逃さないように、自分たちの精度を高めることが大事です。

代表合宿に参加させていただいて、各チームのエース級の方々が集まりました。同じチームだとすごく頼りになるけど、相手になったら脅威という選手ばかりでした。自分もそういう印象を相手に与えられるような選手になれるように、もっと代表の選手たちを見習って、自分も成長しないといけないなと思いました。

ーー来週のホームゲームに向けて。

花井：自分たちがやるべきことを徹底するのは大前提ですが、それでも上手くいかない時もあると思います。そういう時でも前を向いて、とにかく攻め続けるという気持ち、チーム全員が自信を持ってプレーするということを全面に出して戦っていきたいと思います。

坊野：JTさんは上位のチームなので、自分たちは挑戦者だと思います。挑戦者として良いところをたくさん出して勝利できたらと思います。

佐々木：JTさんはレシーブや攻撃力が全体的に高いチームです。精度の低い部分をなくして、自分たちのいいところを出し続けることが次の試合でも重要になってくると思います。JTさんの強みの部分に対しても負けない強みを出して、戦い続けることを目指して頑張っていきたいと思います。

ーー花井選手に。メディックスは若手からベテランまで多くの選手を使ってきました。特にやられたと感じる選手は？

花井：サーブの部分では目黒安希選手ですね。リリーフサーブで入ってきて、そこでブレイクされることが多くありました。

ページ: 1 2 3 4 5