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会見・コメント

2022-12-31 08:30 追加

パナソニック・清水邦広「即席の普段とは違うプレーもしっかりバレーの形になっていて、楽しませることができたと思う」 オールスター男子会見

12月25日 オールスター V1男子会見

V1リーグ 男子

12月25日にエントリオ(愛知県稲沢市)で開催されたバレーボール2022-23バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 ALL STAR GAMES男子の試合後の記者会見コメントをお届けする。

Teamブイリー 3(15-11、6-15、15-12、8-15、15-12)2 Teamブイきち

■Teamブイきち

●小野寺太志選手(JTサンダーズ広島)

まずはクリスマスという日ですけど、 バレーボールを通して、こういう皆さんに楽しんでもらえるようなイベントが開催できたことは非常に良かったと思います。僕たちもすごく楽しんでプレーできましたし、あとはいつもと違うメンバーで戦うことができて、いい経験にもなったので、これを今日のメンバーと対戦する時に、見つけた癖などを情報として活かして、しっかり頑張りたいと思います。

●西田有志選手(ジェイテクトSTINGS)

僕は久しぶりのオールスター参加だったんですけど、多くのお客様に入っていただいた中で、こうやって楽しみながらできる環境に、今日は本当に自分自身も楽しませてもらいました。

■Teamブイリー

●清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)

たくさんの方々に応援していただき、会場に足を運んでいただいて、本当にありがとうございます。いろんな選手を交えた中で、いろんなプレーも生まれたと思いますし、楽しさのあるプレーもできたんじゃないかと思います。本当に楽しませるオールスターゲームが、今年はできたんじゃないかと思いますので、引き続き、楽しめるバレー、そして、熱いバレーをリーグを通してできるように頑張っていきたいと思います。

●柳田将洋選手(ジェイテクトSTINGS)

僕自身は、前回のオールスターゲームでは怪我の影響もあって、プレーができなかったので、今回いろんな選手コートの内外でプレーしたり、コミュニケーションを取ることができて、非常に楽しかったです。
観に来てくれたたくさんのファンの方々にも、そういった姿だったり、雰囲気を共有できたなら嬉しいと思いますし、年に1回ないしは2回しかない貴重な時間なので、僕ら選手にとっても、ファンの皆さんにとっても、有意義な時間になってよかったなと思います。

――皆さんに。今日のオールスターでいちばん印象に残った場面、これまで出場してきたオールスターになかった部分などがありましたら、教えてください。

小野寺:普段のセッターとは違う中でも、しっかりとクイックだったり、速い攻撃、パイプだったりが展開できたのは、レベルが高くなっている証拠なんじゃないかなと。それがまた、今年はより顕著に出てたかなと思います。また、清水さんがサービスエースをとられてるところはいちばん印象的でした。

西田:僕は今回同じチームだったJTの江川(ジャン・チュアン)選手が打つスパイクっていうのは、同じコート側から見るっていうことはなかなかなかったので、 やっぱ改めてすごいなと思いました。(通常の試合に比べて)100%でやってないにしても、やっぱりものすごい選手だなと感じ、一緒にやれてよかったです。クレク(バルトシュ)選手の普段の試合とは違う遊んでいるような感覚の状態であったり、清水さんがあんなふうにいじられたりとかもあまり見たことがなかったので、本当に面白かったです。

清水:即席の中でいろんな攻撃、または今までやってきてないようなブロード攻撃であったりとか、セッターじゃない人がトスを上げたりだとか、それでもしっかりバレーになるようなプレーができたのではないかなと。見てる側もあっと驚くようなプレーができたんじゃないかと思います。僕はなかなかパスはしないんですけど、今日小川(智大)選手にエースを取られて、それが人生において、いちばんの悔いかなと思いました(笑)

柳田:僕が感じたのはやはり今回のそのオールスターゲームの点数が15点の5セットマッチというところや、 セット間にアーティストの方が歌われたりとか、 ダンスで盛り上げたりとか、そういったところが、今までのオールスターでは、おそらく見られなかったところなのかなと。今まで以上にその僕らがバレーやるのと同じぐらい、アミューズメントという面で重要視してるところが見られたと僕は思ったので、今後Vリーグないしは、バレーボール界がいろいろな業界と手を取り合って盛り上げていくっていう意味では、そういう要素も必要になってくると感じました。もしかしたら、今日がそのテストだったのかもしれないですし。今回来られたファンの皆さんだったりとか、僕ら自身も今日の大会を通して何を感じるかっていうところがひとつ鍵になってくるんじゃないかなと。僕自身選手でありながら、 セット間のあのアーティストの方の、コンサートのような盛り上げてくださる雰囲気を見ていて感じました。

――2022年が皆さんにとってどんな年だったかと、2023年をどんな年にしたいかを教えてください。

小野寺:代表に選ばれて、試合によく出られるようになってから3年くらい経ったんですけど、今年はもう本当にうかうかしていたら自分のポジションがなくなるぐらい日々が勝負だったし、JTに帰ってきてからもたくさんの選手がいるので、プレーで貢献しなきゃいけないし、キャプテンとしてチームを引っ張っていこう、まとめていこうっていうのもあったので、本当に1日が濃く、 少し早く過ぎていった1年だったな、という風に思います。個人的にも子供が生まれたりして、家でもなんとかパパをやってるので、そういった意味では忙しい1年でした。
来年は代表の話でいえば、オリンピックの最終予選が開催されたり、Vリーグは、これからファイナルだったり、そういう後半に向けての戦いが続いていくので、もっとハイレベルな、世界と戦えるような選手になるために、毎日練習を頑張っていきたいです。

西田:やはり今年は日本代表として、あそこまで勝ち星を挙げることが今までの経験ではなかったので、ものすごく僕としては嬉しく思いましたし、日本代表として、本当に強くなったなっていう手応えも感じました。でも、世界選手権が終わって、Vリーグで戦うとなった時に、体調面などいろいろ問題が出てきて、そんなに長い期間ではない中でも苦しんだ状態ではあるんですけど、小野寺さん同様忙しい、 いろんな部分で忙しくなった1年だったかなと。今年はそういう年だったんだろうなと思いながら、来年はチームとしては、現状ではなかなか上に行けてない状態ですけど、次へ1回の負けがものすごく響いてくると思うので、しっかりそこを勝ち切れるようなチームになり、リーグのトップになることをいちばんの目標にして頑張りたいと思います。また、代表ではオリンピックの出場権を取るということだけにフォーカスしてやっていきたいです。

清水:改めて今年1年通してスポーツ、バレーだけではなく、バスケやサッカーもそうですし、やっぱりスポーツの力ってすごいな、勇気や元気をもらえる、与える力が強いなと感じました。それをもっともっとバレー界の中でも発信できるようにしていきたいなっていう思いが、より一層強くなった年になったのではないかと思います。
来年に関しても、引き続き代表の方は、僕は応援の方に回りながら、(同じポジションの)西田選手をしっかりと勇気づけられるように後押ししながら、見守っていきたいなと思います。

柳田:今年はチームも移籍して、新しいチャレンジをしてきたので、それが勝ち星を挙げられない中でも、自分でやりたいことが少しずつ形になってきたのかなと思っています。とはいえ、先ほど言ったように、勝ち星が挙げられてないっていうのも事実なので、2023年、来年はさらに巻き返して、トップ4に並べるように。僕だけじゃなくて、チームの1人として考えて、頑張っていきたいと思います。

――柳田選手に。戸嵜嵩大選手(東京GB)が柳田選手が憧れということで、トスを上げたり、サーブを撮影したりされていましたが、ご自身が憧れという選手と同じチームでプレーした心境はいかがでしたでしょうか?

柳田:それは憧れる側がいちばん強く思うんじゃないかなと思うので(笑)、僕としては、いつも通りに頑張ろうと今日も心がけてプレーしていました。まあ、気にしないって言ったら嘘になるので、今回オールスターで一緒にできたことも何かの縁だと思いますし、彼にとって、僕のプレーだったりが少しでもモチベーションになるんだったら嬉しいです。
もちろん彼のみならず、僕のことを目標にしてくれる選手が1人でも多くなるように頑張っているのも事実ですし。そうやって、どんどん…、例えば、戸嵜選手を目標にする選手が出てきて、そういうサイクルが生まれたりとか。そういうのも、スポーツの良さだと思うので、僕も引き続き、彼に負けないように頑張りたいと思います。

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