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コラム

2023-02-08 12:26 追加

北沢浩のバレーボール質問箱 男子春高決勝を深掘り! 駿台学園対鎮西全セットランニングスコアなど

高校バレー 男子

5set目(15-12)

7-7まで一進一退の攻防が続くが、駿台学園No.3佐藤選手の2連続ブレイクで10ー8と優勢に、さらにダイレクト決定で11-8勝ち確定となる。
この局面で鎮西としては、No.3舛本選手がSRをネットオーバーにしてしまったのは痛かった(しかし全体打数の94%打っており、仕方ないと思える)。
駿台学園が最後まで走り切るかと思ったが、鎮西が底力を見せる。
13-9から駿台学園のミスとNo.1平田のサービスエースで3連続得点13-12
駿台学園は1度タイムアウトを取得し、ひと呼吸を置く。
その後、サイドアウトをエースNo.3佐藤選手が獲り、最後は鎮西のミスで駿台学園がフルセットの激闘に勝利し、優勝を掴む。

総評
お互いエース勝負となった5セット目
駿台学園No.3佐藤選手は7本中6本決定の86%(全体の41%)
鎮西No.3舛本選手は15本中9本決定の60%(全体の94%)
どちらのエースも驚異的な数字を叩き出したゲームでした。
エースはもちろん凄かったですが、個人的には駿台学園No.9川野選手のライト平行、そしてNo.14秋元選手の1人時間差、さらには自身でツーを決めるなど、セッターNo.9吉田選手の組み立てが本当に素晴らしかったです。

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