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会見・コメント

2023-04-15 11:17 追加

V1昇格! アランマーレ・北原勉監督「応援してくれたみんなの勝利。今後も柳沢紫子のような選手を輩出したい」、木村友里主将「サーブはV1に通用する」、伊藤摩耶「24点目、『来たな!』と」

V1リーグ 女子 / V2/V3 女子

●木村友里主将(アウトサイドヒッター)

チャレンジマッチ2戦目となりました。とにかく最後までチャレンジ精神を忘れずに攻め続けること、どんな展開になろうとも最後まで仲間を信じて戦うことを考えました。最後まで全員で戦いきれた試合だったと思います。
第2セットは苦しい展開になったり、第3セットでも流れが悪い時もあったんですけど、コートの中で互いに目を見ながら、声を掛け合いながら苦しい時も全員で乗り越えることができました。自分たちが成長できた1戦だったなと思います。
新潟まで応援に来てくださった方々が…姫路さんも大きな声援だったんですけど、それに負けずに声を出してハリセンを叩いて応援し続けてくれたので本当に力になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

●オケケアル・メソマチ選手(オポジット)

今日の試合はみんなの負けられない気持ちが出ていました。声も頑張ったと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。

●伊藤摩耶選手(ミドルブロッカー)

昨日の勝ちから切り替えて、もう一回、自分たちのやるべきことをしっかり確認して入れました。出だしから自分たちのペースでできたかなと思います。
今年1年を通して、自立と共有をテーマにしてきました。苦しい思いをしていても、考えることをやめない。みんなで話し合って、自分たちでやることを決めて戦ってきました。
今日の試合はコートの中も外も常に会話をしながら、コミュニケーションをとりながらできました。それが勝てた1番の理由だと思います。

●前田美紅選手(アウトサイドヒッター)

素直に嬉しいです。第2、第3セットで苦しい場面が結構ありましたが、しっかりみんなで目を合わせて、仲間を信じてプレーができたと思います。
チャレンジャーの気持ちを忘れずに最後まで戦うことができて良かったです。

ーー木村主将に。勝利の瞬間はどんな気持ちが込み上げてきた?

木村:去年、負けたところからこの日のこの瞬間のために1年間やってきました。終わった瞬間は…よくわからなかったです(笑)
この仲間と1年間やってきて本当に良かったな、と。苦しい思いをみんなで共有しながら「最後は絶対に笑って終わろう」と話していたので、それが実現できて本当に嬉しく思います。

ーー今日のプレーについて。

木村:昨日フルセットをやって、2戦目はどのくらい対策されるかと思いましたが、攻撃の面ではそこは関係なく自分の強みを出してプレーできました。ディフェンスのところでは昨日の傾向を踏まえて、シフトの変更をしましたが、そういうところが相手にアジャストできて、良い展開が作れたのかなと思います。

メソマチ:昨日はフルセットになりましたので、今日はブロックのところで頑張りました。

伊藤:アウトサイドのみんなが思い切ったプレーをしていて、セットを重ねるごとに「ちょっと負けてられないな」という思いがありました(笑)みんなに刺激をもらって私も思い切ったプレーができたと思います。最後のサーブも「これは決まるな」と思ってしっかり狙いに行きました。

前田:思いきりの良さが自分のプレーの強みだと思っています。最初から最後まで思いっきりコートの中で暴れるというところを試合の中で通すことができて良かったです。

ーー木村主将に。これからはV1の舞台で戦うことになります。十分戦える手応えはある? また、戦うためにオフシーズンで強化したいことは?

木村:V1の舞台で戦うにはもう一段階、二段階のレベルアップが必要だなと思います。今まで積み重ねたことを基盤にして、技術面もそうですけど、コミュニケーションですね。自立と共有をもっと細部まで詰めて、V1で戦う力に変えていかなければと思います。
今シーズンはV1のチームとも練習試合を重ねてきました。その中で通用している部分、勝てるところもあります。そこはチームの強みとしてしっかり来シーズンにやっていきたいと思います。

ーー通用している部分とは?

木村:サーブはアランマーレの武器ですし、V1に通用するサーブを持っている選手もたくさんいます。それから、選手自身で決断して戦うことは本当にどこにも負けない強さだと思うので、そこも自分たちの強みとしてしっかり出していきたいと思います。

ーー伊藤選手に。「決まる」と思った決勝点のサーブ。最後の場面で自分にサーブが回ってきたことに対してはどういう思いを抱いた?

伊藤:24点で自分にサーブ。点数を見て「あ、きたな!」と思いました。監督からも指示はあったんですけど私自身も同じ考えでこうやって打とうと自分の中で決めていたので、迷うことなく打てたのかなと思います。

ーー入団時からサーブで進化したところは?

伊藤:入ったばかりの頃は、強いサーブを打とうとか速いサーブを打とうとか、そういう考えが多かったのですが、(チームの中で経験を積んで)高いところからしっかり打つということを考えるようになりました。
それで気持ち的にも楽になったし、サーブにも自信がついたと思います。

ーー他チームから話を聞くとキープレーヤーとして伊藤選手を挙げる声が多いです。V2ファイナルでも伊藤選手の判断でブロックシステムを切り替えたと聞きました。

伊藤:「自立と共有」という目標に対して練習試合や遠征でも苦しい思いをしてきました。「自分たちで考えて自分たちで決める」ということに対してミドルブロッカーの自分が先頭に立って指示をすることに今年1年で自信がついたので、今後もそういう役割をしっかりやっていかないといけないなと思っています。

撮影・堀江丈

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