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2023-06-05 07:00 追加

前ヴィクトリーナ姫路監督の安保澄氏が、韓国の安山(あんさん)OK金融グループのプロバレーチーム「ウッメン」のコーチに就任

韓国リーグスタッフ就任のおしらせ

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バレーボール女子の安保澄・前ヴィクトリーナ姫路監督(52)が6月1日付で、韓国の安山(あんさん)OK金融グループのプロバレーボールチーム「ウッメン」のコーチに就任したことが分かった。
安保氏は、広島県出身。ミュンヘン五輪金メダルの名セッター・猫田勝敏さんと同じ小学校出身で、2年生でバレーを始め中学、高校ではセッター。明治大学進学後、別の大学の女子チームのコーチを務めたのが、女子バレー指導の始まり。筑波大大学院に進学し卒業後、Vリーグ女子チームのコーチを経て、2009年から12年まで女子代表のコーチを務め、ロンドン五輪では銅メダルに導いた眞鍋政義監督を支えた。
14年からは、女子の年代別代表監督に就任。17年のU-23アジア選手権で金、U-20世界選手権で銅メダル。18年はU-19アジア選手権で金、AVCカップで銀メダルを獲得するなどし、19年から姫路のゼネラルマネジャー(GM)。22年5月に姫路の監督に就任し、23年3月末で退任していた。
今回のコーチ就任は、5月末でサントリーを退社し「ウッメン」の監督に就任したサンバーズの荻野正二・前アンバサダーの要請を受けたもの。
荻野監督がJOCのナショナルアカデミーを受講した際、安保氏がアカデミーを運営するスクールマスターを務めていたことが交流の始まり。
安保コーチは「チームからは、チームを成長させていくために日本のコーチングを学びたいと依頼された。そのためにはコーチ陣の成長も重要であり、その一翼を担いたい。本格的な男子の指導は初めてだが、コーチングのプロセスとして、男女で大きな違いがあるわけでない。コーチと選手たちの学びを促すように取り組んでいきたい」と、抱負を語った。
契約は単年度で「チームを強化することで、韓国代表(世界ランキング34位)のレベルが上がり、アジア全体の底上げも出来る。韓国では2005年からプロリーグが始まり、ドラフト制度やトレード、FA制度もある。リーグ運営やチーム経営なども勉強したい」と語った。
 取材・写真:北野正樹

 安保氏がコーチに就任する安山OK金融グループ・ウッメンのチームプロフィールは、以下の通り。
■チーム名:安山(あんさん)OK金融グループ・ウッメン
■創立:2013年4月
■球団オーナー:チェ·ユン
■ホームタウン:京畿道安山市(安山常緑樹体育館)
■球団紹介:OK金融グループプロバレーボールチームは2013年、Vリーグ男子部第7番目の球団として創立。創立2年目の2014~15Vリーグ優勝。2015~16Vリーグも制し、2連覇達成。今年で創立10年目を迎え、「選手が感動し、ファンが喜び、ホームタウンが誇りに思えるバレーボールチーム」を目標に、名門チームに跳躍するために努力している。
■チーム主要戦歴:
2014-15シーズン Vリーグ 優勝
2015年 清州KOVO杯 プロバレーボール大会 準優勝
2015-16シーズン Vリーグ 優勝
2019年 順天MGセマウル金庫杯  プロバレーボール大会 準優勝
2021年 議政府ドドラム杯 プロバレーボール大会 準優勝

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