2023-10-15 11:12 追加
東レ・小澤宙輝「ディフェンスができていたがそこからのトランジションの攻撃の差が出た」V1男子会見
V1男子東レ会見
SV男子
10月14日に大浜だいしんアリーナ(堺市立大浜体育館)(大阪府)で行われたバレーボールV1男子、日鉄堺BZvs東レの試合後会見のうち東レ分をお届けする。
■東レアローズ
●渡辺俊介選手(リベロ)
開幕戦でチームは緊張してるようにも見えましたけど、そんなに悪い内容ではなかったと思ってます。
相手のサーブも強いサーバーが出ている中で、耐えながらサイドアウトもしっかり取れていましたが1点の重みだったり、点数が拮抗した時の点の取り方だったりとかっていうのは修正するところだと思います。
前向きにデータと、自分たちがやる必要のあることを整理して、もう1回明日頑張りたいと思います。
●小澤宙輝選手(アウトサイドヒッター)
開幕戦ということで、全員で心一つに戦っていこうという気持ちを決めて全員でしっかり戦えて、自分たちのプレーは出せた方ではないか思っています。
やられた場面としては相手からの攻撃に対しては結構ディフェンスができていましたがそこからのそのトランジションの攻撃の差が少し出たのかなというふうに思ってます。
ディフェンスは悪くはなかったんですけど、そこで最後決めきれなかったところが相手との差になってしまったと自分の感覚としては思いました。
●重藤トビアス赳選手(アウトサイドヒッター)(ルーキー)
自分が途中から入ることが、今朝スタメンの発表の時点で決まっていたので、入る時は雰囲気盛り上げようと思って。 第1セットその役割を果たせた中、 第2セット以降スタートから出て、そのスターターとしての役割もまずまずはできました。
チーム的にここ1本欲しい時にコンビが合わずブロックされてしまったり、そういうあと1歩というところでチームがひとつになって 1点取りに行けなかったのが第3、4セットの2点差っていうのに響いてきたと思います。
●李博選手(ミドルブロッカー)
全体的には本当に悪くないというか、ディフェンスでも悪くなかったのかなというのは思っています。先程も出ましたが、上がった後のラリー中の。得点力だったり、本当に勝負どころの1点っていうのも。今日に限らず、今後においても大事になってきます。その2点を修正してまた頑張ります。
――重藤選手に。今日は(シャロンバーノン)エバンズ選手と(ローテーションで)マッチアップすることが多かったですが、意識した点は?
重藤:バーノン選手のブロックがやっぱりいいっていうのがチームで共有していて、無理せずリバウンド取ろうという話が出て第2、3セットリバウンド取りに行って、なんか相手にそのまま行かれてしまったことが多かったので第4セットの最後は打ちに行って決まった感じです。
最後きちんと手が見えてそのタッチアウトが取れたので、もし明日自分が出て対決する時はいい意味で的が広いので、その的を上手に利用して売っていけば(ブロックは)脅威ではありますけど、うまく利用できるんじゃないかなというふうには思います。開幕戦緊張は意外にしませんでした。
――小澤選手に。完璧を求めすぎるっていうことを悩んでいましたけど、今日はプレーに自分らしさがでていたが?
小澤:気持ちのところはあまり。そこは変化というか変わってはないんですけど。コート内でいちスパイカーではなくて、副将という役割もありますし、4年目でコート内でコートキャプテンとかも務めたり、託されたところはしっかりも自分が役割をプラスアルファでやりたいです。これはこの試合だけじゃなくて、このシーズンも通してなんですけど、皆がやりやすいというかプレーしやすい状況を作り、環境とかを作り出すための声かけとか、自分の振る舞いとか。そういうので、チームを引っ張っていきたいと思ってます。
小さいことで自分自身について気にすることはまだあるんですけど、そこは意識してやっています。
――今週日本代表組(富田将馬、髙橋健太郎選手)が帰ってきて、その中で(小澤選手の)同期の富田選手との一緒に練習やった中でどういう刺激を受けて、それが今日の開幕戦に生かされたのか?
小澤:刺激は受けたんですけど、今日の試合に影響はありません。久しぶりに見てスパイク一つにしても本当に進化してて彼自身凄く、プレーに自信があるというか、思い切って自信持ってできているのを感じます。
自分一緒に戦っていく上で、成長して、お互いに刺激し合えるぐらいの将馬にとって刺激を受ける存在ぐらいになって、 2人で高め合っていけたらなと思います。アウトサイドの選手全員で高め合っていくんですけど、そういう関係皆で作っていけたらいいなと思っています。
――李選手に。久しぶりに開幕戦から先発で出られることについて。
昨シーズンは出られなかったというか、ほぼ終盤だけ入ってる状態でした。
まず自分自身としてはこうやってチームと一緒にこの初戦を迎え入れたことはすごく嬉しいです。
――今日はそんなに悪くなかったという各選手が言っているが、どのあたりか良かったか?
李:ブロックタッチからのフロアディフェンスという面では上がったボールというか、チャンスにする機会が多かったです。
――昨シーズンの終盤に比べて早いタイミングでスパイクを打っているように見えるが?
李:練習もできましたし、前回戻ってきた時は自分の筋肉量も落ちた状態で、少し振りが遅いというか。パワーが全然乗らないみたいな感じでした。
今シーズンは最初から本当に6月からですけど、しっかり練習できて、ウエイトトレーニングを相当やったので、その成果として「しばき」(強く叩く)は以前よりいいのかなと思います。
――渡辺選手に。久しぶりにV1で開幕を迎えているところについて。
渡辺:いろんな場所を経てまた戻るチャンスを頂いてV1というトップリーグでプレーする機会が得らました。
その開幕戦は少し独特というか、いい意味の緊張感がやっぱりこれだけ(東レ以外にもヴォレアス北海道や海外で)プレーしてもありましたし勝ちたかった気持ちも凄くありました。
ただシーズンは長いので、そこは前向きに常にやった方が自分はいいプレーができると思っています。
今チームも課題に目を向けながら進化していくと思ってるんで、そこは信じながらやっていこうかなと思ってます。
V1でやれるチャンスは自分にあるんで、そのチャンスっていうのをしっかり活かして。バレーボールのそのプレーヤーとして価値を高めていきたいなと思ってます。
――以前東レに在籍していた時のかなりメンバーが変わっているが印象について。
渡辺:(2018-19シーズン以来)4シーズンぶりなんで結構メンバーも変わったりと体制も変わってる中で、まだそのそれぞれ選手の持ってるポテンシャルというのはすごく高いと感じるものがあります。
それをしっかり噛み合わせてチームを動かしていかないとただポテンシャルの高い選手だけの集まりになってしまいます。
それをチームにするっていう作業を自分も含めてベテラン勢がそういうところやりつつ、若い選手と一緒に助け合いながらチームを作っていくところはこのチームに今必要なんじゃないかなという感じるんで、引き続きやっていこうと思います。
――今日は自チームがサーブの時のリベロとして出場していたがチームにどのような貢献をしたいか?
渡辺:今はリベロは分業制で山口選手はレセプションで僕はディグで出場しています。
ブロックの関係、前と後ろの関係をコーディネートするのが自分の役割です。
1回でも多く、自分たちが攻撃するチャンスを作らなきゃいけないっていうのは常に頭に置いています。
どういうふうに守ったら自分たちが守りやすいのかとか相手が嫌がるのかっていうのを試合やりながら考えていました。
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