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会見・コメント

2023-10-28 11:33 追加

パナソニック・大塚達宣「全員揃ったばかりで難しい状況だが、それを言い訳にはできない。その気持ちが表れた2日間だった」 V1男子会見

10月22日 パナソニック対東京GB パナソニック会見

SV男子

10月22日に国立代々木競技場第二体育館で行われたバレーボールV1男子、東京グレートベアーズ対パナソニックパンサーズのパナソニックの記者会見コメントをお届けする。

パナソニック 3(29-27、25-21、25-21)0 東京GB

●西田有志選手

まず、1セット目で、昨日もそうだったんですけど、向こうの勢いもありましたし、自分たちがミスをちょっと重ねて出してしまったので、ああいう展開になってしまった部分もあります。グレートベアーズさんもすごくいいバレーをしてきましたし、そこに対して自分たちが我慢し続けないといけない時間で、しっかりとトランジションを取ったり、ラリーをしてきたとは思うんですけど、そこをしっかり決め切る力をみんなが持っていた。1セット目で切ることができたことは、今日に繋がったのかなと。チームとしては、まだまだ成熟してない状態ではあると思うんですけど、今日の経験が、すごく今後に生きてくると思うので、まずはこの形になって良かったなと思います。

●大塚達宣選手

昨日の試合も含めて、自分たちはまだ全員が集まって練習して1週間ちょっとしか経ってないけれど、その中ででも試合に勝たなければいけない。自分たちのチームを作ることも同時にしていかなければいけない。難しい状況ではあるのは事実ですけど、そこを絶対言い訳にはできないですし、コートに立っているからには責任を持って戦わなければいけないと思います。その意志、気持ちが現れたからこそ、2日間通して1セット目、ああいう形でも、最後に追いついて、勝てる力があったのかなと思います。
また、東京グレートベアーズさんのホームの雰囲気がすごくいいですし、繋ぎもよく、ディフェンスからの攻撃を得意としているチームなので、そういうチームを相手に自分たちが2連戦勝ち切れたことは、本当に次に繋がると思います。自分たちにとっては、まだまだもっとできる部分もあると思うんですけど、 いい2日間だったかなと思います。

●エバデダン ラリー選手

西田選手もおっしゃっていたんですけど、1セット目ミスが頻発してしまって、そこでコミュニケーションを取っていこうと試合の前から喋っていたので、そういったところを改善しながら2セット目以降進められたところが良かったのかなと思っています。
来週もまた試合が続きますけど、そういうコミュニケーションを大事にしていきながら試合ができたらと思います。

――西田選手に。ご自分でもおっしゃっていましたが、立ち上がり、どのセットも先行される場面がありました。それを覆す力があった要因は、チームが集合したばかりであっても個の力があったのかというところと、最後にサービスエースで終われた感想を教えてください。

西田:グレベアさんも去年と違ってテンポも速くなっていますし、コンビやいろんなバリエーションも増えています。すごく変化のあるチームだと思うので、そこに対応するのは、あまり簡単ではないことに変わりはないと思います。
そこから少しずつ、1点ずつ対応していくことが、このチームならできると思いますし、個の力っていうよりも、システム。抜けたところに対してディフェンスがいることだったりとか、タッチを取ったことに対してしっかりトランジションを取ったり、そういうシチュエーションをしっかり取ることができる練習はしてるので。ハイボールに対しては、ネットに寄せてしっかりリバウンドを取れるような選択肢を増やす。そういうことをしっかりとやれるチームだと思うので、それは個々の能力もあるかもしれないですけど、チームとして練習してることですし、一人ひとりができる技術だと思うので、そこが大きく勝敗を左右する部分もあるのかなと思います。最後のサービスエースのところは、この2日間、自分の中で一番しっくりくるトスができた。あのトスがあれば狙い通りに打てると思うので、その辺りも感覚というところをしっかり準備しながらまたやっていきたいと思います。

――大塚選手に。昨日、今日とサーブレシーブのところで、ジェスキー選手との間を抜かれたりしたこともありました。それについて感じたことは?

大塚:トーマス(ジェスキー)選手が合流してから、アウトサイドとリベロの山本選手の3人でよく話をしています。パスの関係が一番大事だという話はスタッフ陣からもありましたし、自分たちもそれを認識していたので。関係性っていうか、得意不得意も絶対あると思うので、完全に自分たちが3人とも取りやすいポジションで取れているかといったら、まだそうじゃないかもしれない。そこはもう、やっていく中で コミュニケーションをしっかり取ってやっていくしかないと思うので、今はミスが出たことに対して、あんまりネガティブな印象を持つこともなく、それよりももっと良くなるために、自分はどういうふうにしたいのかを、それぞれが自分の意見を言うことを大事にしています。それを継続して、より良いものを作っていけたらと思います。

――サーブを途中まで、相手のリベロ(古賀太一郎選手)に正面でとられていたかと思いますが、3セット目、途中から柳田(将洋)選手に取らせて、崩す場面も見られました。その辺り、ターゲットを変えたのは、ご自身で修正されたのか、それともスタッフなどからアドバイスがあったのか教えてください。

大塚:コートの半分右側、コートの半分左側、どちらに打つかっていうところぐらいで、あとはもう、自分のサーブを打てばいいと思っていました。自分のサーブが入れば、綺麗なAパスじゃない状況もあったとは思うので、そこに関しては、どの選手に打つというよりも、まずは自分のサーブをしっかり、コート半分どっちかに 狙って打つっていうところを大事にしていました。もっともっと精度も上げていかなければならないと思っています。

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