2024-08-03 21:44 追加
女子日本代表、ケニアにストレートで勝利し、1勝2敗で予選ラウンドを終える。古賀紗理那主将が涙。「バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦った」 パリ五輪
パリ五輪 女子予選ラウンド ケニア戦の結果
全日本代表 女子
パリ五輪女子バレーボール競技は3日、フランス・パリで予選ラウンド第3戦の試合が行われ、日本はケニアと対戦。
日本チームのスターティングメンバーは、岩崎こよみ、林琴奈、古賀紗理那(主将)、石川真佑、山田二千華、荒木彩花、リベロ・小島満菜美(ディグリベロは福留慧美)。
第1セット、日本が6-1とリードし、ケニアがタイムアウト。日本リードで進むが、ケニアはバラサのミドルからの攻撃を中心に組み立て、連続得点の場面も。終盤、日本は荒木に代え宮部藍梨、2枚替えで関菜々巳と和田由紀子を起用。終盤は和田、宮部の攻撃が決まり、最後は宮部のフェイントで25-17で日本がセットを先取した。
第2セットの立ち上がりはケニアにリードを許し3-5。ここから林のスパイク、古賀のブロックなどで逆転するが、ケニアも粘りを見せ、中盤は一進一退の攻防に。15-16と再度リードを許す場面もあったが、終盤は林と古賀が決め切り、25-22でセットを連取した。
第3セット、関、宮部をスタートから起用。宮部のクイック、山田のブロックなどで日本が8-1とリード。石川が2本連続ラリーを制し、12-5。宮部がクイックを決め、14-7としたところで石川に代え、井上愛里沙を投入する。山田のクイックなどで4連続ポイントし、19-8。その後も日本のペースで進み、22-9。交代で入った和田由紀子が決めて23-11、井上のスパイクでマッチポイント。最後はケニアのミスで25-12。ストレートで勝利した。
この試合の結果、日本は1勝2敗で予選ラウンドを終えた。自力での決勝トーナメント進出の可能性はなくなっており、4日のアメリカ対フランスの試合でフランスがストレート勝利した場合のみ、セット率で準々決勝に進出できる。
試合後、古賀紗理那主将は「この試合が最後かもしれないし、最後ではないかもしれないが、気持ちを立て直して戦うことができてよかった。今日はキャプテンだからということは考えず、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦った」と涙で声を詰まらせながら話した。
写真:FIVB
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