2024-10-19 11:19 追加
群馬グリーンウイングス・髙相みな実「どんな状況でも立ち向かっていくことが自分の役割」、道下ひなの「V2で長くはプレーしない、その気持ちで群馬に来た」 SV女子
群馬グリーンウイングス 会見コメント
SV女子
10月14日に桐生ガススポーツセンターで開催されたバレーボールSVリーグ、Astemoリヴァーレ茨城対群馬グリーンウイングスの試合後会見をお届けする。
群馬 0(26-28、14-25、22-25)3 Astemo
■群馬グリーンウイングス
●角谷未波主将(セッター)
開幕戦をホームで迎えることができました。
皆さんの応援に後押しされて第1セットの出だしからから勢いよくプレーができました。
第1セットは競った展開だったのですが、そこで取れなかったことが第2セットにも響いてしまったと感じています。
点数を取り切りたいところで自分たちのミスが出てしまった。試合を通してなかなか1点を取り切れない場面がありました。
1点をどう取るか、そういったところを修正できたらチームはもっと良いパフォーマンスが出せると思います。勝利にもつながると感じました。
――勝負所、1点、2点の差を大きく感じた?
角谷:終盤にかけて相手の圧をすごく感じましたね。
でも、自分たちもまだまだやれると思っています。第3セットもそうですが、良い展開が作れていましたので、それを継続すれば勝てるという自信につながった試合でした。
自分たちが目指すバレースタイルも今日の試合で少し表現できたと思います。試合を重ねるごとに完成度を高めていけると感じています。
――キャプテンという立場ではなく、角谷選手個人の感情にフォーカスしてお聞きしたいことがあります。
何度かの移籍、引退も経験してのトップカテゴリー挑戦になりました。心の高鳴り、想いはどんなものがありますか?
角谷:前チームで一度引退をしてから現役復帰、群馬に移籍となりました。
トップカテゴリーの試合に参加できることになって…本当に神様からの贈り物なのかなと感じています。
こんなこともあるんだ、って。
バレーボーラーの中でもトップで試合ができる選手は本当にひと握りだと思います。これまで一生懸命頑張ってきたことは間違ってなかったんだという思いです。
このチームで出会った仲間やスタッフの方たちと今日この開幕戦を迎えることができた。そのことを本当に幸せなことだと感じて今日この場に立っています。
――試合展開について。
角谷:サーブで攻めて相手に良い状態で攻撃をさせない、そのことを考えて臨みました。
第1セット、第3セットは狙い通りサーブで攻めることができたと思います。
その他のオフェンス面ではコンビの組み方だったり、ミドルをどこで使うかという選択がまだ自分自身課題だと感じています。パスのシチュエーションに応じた攻撃展開、自分のトスの精度を高めていくことが必要だと感じました。
●道下ひなの選手(ミドルブロッカー)
自分としては3シーズンぶりにトップカテゴリーに戻ってこれました。懐かしいな、戻ってきたなという気持ちを抱いて今日を迎えています。
監督から「この舞台に戻ってきた喜びをコートで表現して欲しい」という言葉をいただいています。
プレーとしてはまだまだの部分もあるのですけれども、今日まで努力してきた部分を少し出せたと感じていますし、まだ成長できる部分も見つけることができました。
これからの43試合をより良いものにできるように頑張っていきたいです。
たくさんの方に開幕戦の応援に来ていただきました。それだけでなく、配信を見てくださっている方もいると思います。
皆さんの期待に応えるには結果で返すしかないと思っています。勝利を皆さんに届けられるように全員で頑張っていきたいです。
――道下選手はかつてV1のKUROBEアクアフェアリーズから移籍加入。個人成績も優秀でした。自分の力で群馬を上に引き上げたいという気持ちもあったと思います。ようやく望む場所に来ましたね。
道下:移籍したときに監督にも言いました。「V2で長くやる気はない」と。
自分は絶対に群馬を1部に昇格させるという気持ちでここに来ました。
その想いでV2で2シーズンを経験しましたが、入替戦では勝つことができずに今この場にいます。
自分たちの実力でSVリーグに上がったというよりは、フロントスタッフのみなさん、運営のみなさんのおかげで自分たちはこのSVリーグという舞台に立たせていただいているという気持ちです。
その恩を返すためには結果しかありません。SVリーグでも戦えるという力を見せるしかない。
自分とかアスさん(髙相選手)とかV1で戦った経験のある選手が先頭に立って「自分たちはやれるんだ」ということを示さなければと思っています。
みんなが勇気を持って試合に挑めるように貢献していきたいと思っています。
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