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会見・コメント

2024-10-24 11:40 追加

Astemoリヴァーレ茨城・德本歩未香「強みはディグ、サーブレシーブでも頑張りたい」、倉田朱里「スパイカーの打点を意識した」 SVリーグ女子

SV女子

●中谷宏大監督

ホーム開幕戦。シーガルズさんのディフェンスが素晴らしく、オフェンスで苦戦する場面も多くありました。
そういう中で各セット、クロスゲームになりつつも取り切れました。会場の雰囲気だったり、応援の力が本当に大きかったと感じた試合でした。

――長いシーズンになります。群馬との2戦目のようにメンバーの入れ替え、ターンオーバーのような起用も考えているのでしょうか?

中谷:昨シーズンは、ある程度メンバーを固定して戦ってきましたが、そこから試合が倍増します。
やはり同じメンバーだけでは勝てないというか、持たないと思いますね。
各ポジション2人ぐらい競ってやることがいいんじゃないかとずっと考えていて、群馬さんとの試合でも2戦目に長内(美和子)をスタートで入れたり、途中でメンバーを大きく変えましたが、出たメンバーが遜色なくやってくれました。

――オポジットはオクム選手と野中(瑠衣)選手が競う形になるかと思います。2人とも代表級の良い選手ですが、どのような起用を考えていますか?
現状はスタートがオクム選手で、要所を野中選手が締める形が多く、結果にも結び付いていますが。

中谷:ハウィと野中とどちらをスタメンのオポで行くか、やはりシーズンインする前に考えた部分でした。
もう過ぎた話になりますが、野中は開幕前に少しコンディションが整わないところがありました。開幕には間に合わせてきましたが。
ハウィが先に行って後ろにも野中が控えているというのはチームには一つの安心材料にもなります。でも、これから先は本当にどちらがスタートで出るかは分からないですね。
2人には良い競争をして欲しいと思っています。

――今季の目標は?

中谷:SVリーグ初代女王を狙いたいという強い思いはあります。
ただ、3年間7位が続いていることもありますし、プレーオフで優位に戦うために、まずレギュラーラウンドで4位以上を目標にしています。
シーズンの最後はそのときのコンディションだったり状況だったりで本当に勝敗がわからなくなると思います。
まず最後の戦いを目指せるところまでいきたいというのが開幕における思いです。

――倉田選手をスタートに起用したのは?

中谷:火曜日のゲーム中に雑賀恵斗が少し負傷して、途中で倉田にチェンジしました。
その試合で彼女がずっと練習してきたことが発揮されていましたので、今週もスタートでいけるという確証を得ました。
先週の火曜日のゲームはチームとしては苦しかったのですが、得られたものが大きかったゲームでした。

倉田はまだトスのばらつきはあるのですが、セットアップの高さだったり、彼女はすごくクレバーなところがあるので、配球に関しても色々考えながらやってくれました。
昨シーズンはあまり試合に出ていない中、本当に頑張ってくれたなと思います。

――ホーム開幕戦、ファンに向けて。

中谷:SVリーグが始まるにあたって、勝負するのは相手だけじゃなくて、ディズニーランドだったり映画館だったり、みんなが休日に足を運ぶところだよ、と。
そこにどうやって勝っていくかを考えることも我々の仕事だよ、と選手には言ってきました。

今日来てくださった皆さんに「本当にありがとうございます」とお伝えしたいです。
まだ席が空いているので、ぜひ応援に来ていただきたい。我々もそれに見合ったプレーを見せたいですし、バレーボールの面白さを伝えていくことが我々の仕事だと思っています。
ぜひこの地域をバレーボールで盛り上げたいと思っています。

撮影 堀江丈

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