2026-03-31 11:02 追加
NECレッドロケッツ川崎・佐藤淑乃「決定率を頭においてプレーした。高いクオリティーと安定を両立したい」 SV女子
NECレッドロケッツ川崎 佐藤淑乃インタビュー
SV女子
バレーボールSVリーグ第20節、NECレッドロケッツ川崎対ヴィクトリーナ姫路は上位対決に相応しい見どころ豊かな試合となった。

結果はNEC川崎の連勝に終わったが、戦術面を含めて互いの狙いも伺えた。
姫路としてはNEC川崎の攻撃力を削ぐことが勝利への鍵であった。
「ストレスのかかる試合でした」
GAME1を3-1のセットカウントで辛勝したNEC川崎の中谷宏大監督は正直な感想を漏らした。
GAME1のNEC川崎は姫路のサーブとディフェンスに自慢の攻撃力を抑えられてしまう。ミドルブロッカーの甲萌香を除き、各選手が3割台の決定率に沈んだ。
その点において、今季はオポジットに挑戦している姫路・宮部藍梨も存在感を見せた。
宮部は自身のスパイク決定では苦戦したものの、効果的なサーブとブロックでNEC川崎のオフェンスを削る。

敗戦ながら手応えを残した姫路だが、NEC川崎の凄みはここから発揮された。
GAME1の伏線をGAME2でどう回収するか。それこそが土日2連戦方式の醍醐味である。
NEC川崎はGAME2において的確に前日の課題を克服し、姫路を圧倒。3-0のストレートで勝利した。
「自分たちのミス、最後のチョイス。こう言ったところを修正しました。ファーストボール、セカンドボールの質も向上したと思います」
中谷監督の言葉が指し示すように、GAME2のNEC川崎はアタッカー陣が見違えるほど躍動した。
特にレフトサイド対角、佐藤淑乃とジョバンナ・ミラナ・デイの活躍は顕著で、共にアタック決定率50%を超える数字を叩き出した。
前日の借りを返す、という意気込みが感じられた。

「一番意識したのは直接失点をなくすということでした」
佐藤淑乃は自身の取り組みについて話す。
「ですが、それだけではなく、自分の決定率が何パーセントかということも常に頭に置いてやっていました。
チャンピオンシップに向けて、もっとプレーの幅を広げていきたいですし、同時に安定感も出していきたいと思っています。高いクオリティーをキープすることに向き合っています」
猛攻を浴びせるNEC川崎に対して、姫路は第3セット途中から宮部藍梨を投入した。
やむを得なかった、という表現が的確かもしれない。
GAME2の宮部はターンオーバー的な意味も含めてベンチに控えていたが、NEC川崎のサイド陣を沈めるためにブロック力のある宮部をコートに送らざるを得なかった。
しかしながら、それでもNEC川崎の攻撃は止まらなかった。
佐藤も宮部と相対し、その壁を打ち破っていた。

「アイリさんは高さがあって腕も長い。手を積極的に動かして、キルブロックに誘導することが上手い選手だと思っています。
でも、自分も相手のブロックを利用することを強みにしています。アイリさんに対してはそのことを意識して得点を決めていきました」
中谷宏大監督もこの日のレフト対角を評価する。
「ハイボールを打つ難しいシチュエーションの中でも、両レフトはブロックをうまく使いながら広角に打ってくれました。幅のある攻撃ができたことが勝因になりましたね」
レギュラーシーズンも残りわずか。
チャンピオンシップに向け、NEC川崎と佐藤淑乃はより高いレベルのバレーを視野に捉えている。
最後に頂点に立つ、全てはその時のためである。
撮影 堀江丈
同じカテゴリの最近の記事
- 埼玉上尾 韓国リーグに移籍の内瀬戸真実がシーズン報告会で挨拶「ぜひ韓国まで応援に来てください」 SV女子 [Others,SV女子] / 2026.04.29
- SAGA久光がSVリーグ女子2代目チャンピオンに。Vリーグ時代から数えて4季ぶりの優勝。MVPの西村弥菜美「嬉しい気持ちとひと安心した気持ちが半々」 SV女子ファイナル [SV女子] / 2026.04.27
- 大阪MV・田中瑞稀主将「サーブで崩した後にハイセットで決められないよう対策が必要」 SV女子ファイナルGAME1コメント [SV女子] / 2026.04.26
- 北海道イエロースターズSVリーグ昇格決定 新アリーナ構想とともに次章始動へ [SV女子,V男子] / 2026.04.26
- SAGA久光スプリングス・中島咲愛「自分の仕事をしながらも楽しんでプレーする」 SV女子 [SV女子] / 2026.04.26
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.










