2026-08-24 21:48 追加
【東アジア地区男子選手権 振り返り】順天堂大学バレー部・中田学監督インタビュー「準備期間が短い中、1試合ごとに成長してくれた」
順天堂大学バレー部・中田学監督インタビュー
全日本代表 男子

8月5日〜9日にモンゴル・ウランバートルで行われたバレーボール東アジア地区男子選手権。日本はユニバーシアードチームが出場し、見事銀メダルを獲得した。フルメンバーで臨んだチームも複数あった中での健闘について振り返っていただいた。
── まずは大会全体を振り返って、チームの準備期間や手応えはいかがでしたか?
中田監督: 正直なところ、チームを合わせる時間が全く足りない状態でした。国内での事前合宿で全員が揃ったのは1日だけで、現地に入ってから2日間調整して本番、という非常にタフなスケジュールだったんです。そのため、詰めの甘い部分や選手の特性を見極めきれなかった面もありました。
ですが、キャプテンの土井(柊汰)を中心に声を出しながらチームを一つにまとめてくれ、チームの主軸・中核となってくれました。1試合たたかうごとに選手たちがどんどん成長していってくれたと感じています。
── 対戦相手にはフル代表クラス(シニア)を出してきた国もあり、厳しい戦いもあったかと思います。
中田監督: そうですね。相手がどんなメンバーで来るかは蓋を開けてみないと分からない状態でしたが、結局韓国、モンゴル、チャイニーズタイペイの3チームともシニア(フル代表)の選手たちを出してきました。相手のサーブで崩されてしまった場面もありましたが、非常に高さのあるモンゴルなどの強敵に対して勝ち切ることができたのは、チームにとって非常に大きな成果だったと思います。
── 起用法や戦術面で意識されたポイントはどこでしょうか?
中田監督: 序盤から川野(琢磨)をオポジット(OP)に据えて戦う形をとりました。彼の組織的なブロック力を重視しての起用でしたが、期待通りオポジットとしてしっかりスパイクを決め切ってくれましたね。また、小野(駿太)も得点源として活躍してくれ、攻撃の軸がしっかりと安定しました。
そしてセッターの三宅綜大に関しては、ブロックの上から打たれるような厳しいシチュエーションもありつつ、上手くゲームを作ってくれました。ぶっつけ本番の中でコンビミスや合わない場面もありましたが、時間の限られた環境下で選手たちはよくアジャストしてくれたと思います。
中田学
プロフィール・経歴所属: 順天堂大学 スポーツ健康科学部(准教授 / 監督)
経歴: 順天堂大学卒業、Vリーグ選手、警察官を経て現職主な実績: 順天堂大学男子バレーボール部監督として、全日本インカレ準優勝などの実績を持つ
写真:チーム提供
同じカテゴリの最近の記事
- 群馬グリーンウイングス・松浦未波さん「3月16日、あの勝利でチームが変わった」 主将として掴んだSV初勝利 [SV女子] / 2026.10.04
- U17日本代表・太田梛、デンソーエアリービーズU15・森谷史佳監督が求める「考える力」 [Others] / 2026.10.03
- 子どもたちが「自分たちで考えるバレー」へ——。バレー経験とITの知識から生まれたバレーボールデータ分析アプリ「バレーアナリスト」開発秘話 [Others] / 2026.10.01
- 【支える人々】バレーボールの熱狂を、部屋から世界へ。インフルエンサー・エグチが語る「自分だけのポジション」と未来 [Others] / 2026.09.30
- 【監督に聞く】ビジネスの世界から母校の指揮官へ。中央大学バレー部・野沢憲治監督が描く「同期との絆」と「世界を見据えた指導」 [大学バレー 男子] / 2026.09.22
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.














