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バレーボールマガジン>インタビュー>川村慎二 パナソニックの、生命線。第3部APPENDIX編

インタビュー

2014-08-11 19:21 追加

川村慎二 パナソニックの、生命線。第3部APPENDIX編

SV男子

第3部APPENDIX編は「おまけ・付録」。川村の元上司やチームメイト・ご両親らの談話でお送りする。

nanbwl2014arg南部正司(全日本監督・前パナソニック監督)
攻守にわたって非常に安定した力を持っている選手でした。ここ、という時に投入すると、必ず仕事をしてくれる。劣勢の時は流れを変える力を持っていました。私にとっては計算のできるありがたい戦力だったということができます。まあ、あまり褒めますとね、何と言っても高校大学と同じ学校の後輩ですので身びいきといわれてしまいそうですが、実際そうだったことは間違いありません。今度はパナソニックの監督として、新しい時代を作っていってほしいですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA山本隆弘(元パナソニック・解説者)
何でもできるプレイヤーで、スタートから出ても、途中から出ても必ず結果を出す男。チームが崩れた時に立て直してくれる場面が何度もあった。 自分は彼とは同期。中学の頃からの知り合いで、また自分の同年代がコートを去って寂しく思っています。 パナソニックの新監督になって、選手からいきなり監督ということで、なかなか難しいこともあるだろうけど、パナソニックで一緒に経験してきたことはたくさんあると思うので、それを自分なりのオリジナルにかみくだいて、新しい強いパナソニックを作っていってほしい。


naganoIMG_7142永野健(パナソニック)

自分は今川村さんのあとのキャプテンをやっていますが、川村さんがキャプテンだった時は、自分たち選手とスタッフとの間のパイプ役をすごく上手くつとめていただいたと思っています。上意下達というだけでなく、選手の意見も上手に吸い上げて、南部さんなりコーチなりに伝えていてくれた。それが自分達若手にとってはやりやすかったですね。試合では、大声を出す感じのキャプテンシーではなかったですけど、いるだけでみんなが落ち着くような、そんな選手でした。


ゴリIMG_6782-s清水邦広(パナソニック)

あの年齢で、あそこまでプレイできるのは本当にすごいと思います。コンディションの持っていき方なんかも、練習と試合とできっちりしている。川村さんが出た時は絶対に流れが変わる。たとえば誰かが悪くて川村さんに代わった時、必ず流れを変えてくれるんですよね。そういう持ち味がある。スパイクももちろんいいんですけど、スパイクだけじゃなくて守備力がすごくあってチームの底上げになる。やっぱり一緒にプレイしていて安心感が違うんです。川村さんが入ることでそれぞれの役割が生きる、たとえば自分は攻撃に専念できる。 キャプテンとしての川村さんは、若手と同じ目線に立って教えてくれたり、一緒になって練習してくれたりするところが尊敬できましたね。

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