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会見・コメント

2017-06-10 10:00 追加

中垣内監督 初陣を白星で飾る トルコ戦談話

全日本代表 男子

sJapancelebrate (1)日本

柳田将洋

序盤からいい立ち上がりで試合に臨むこともできて、トルコのミスもあり、いい形でセットがとれたが、3セット目とりきれなかったところが甘さというか若さなのかもしれない。

 

石川祐希

スロバキアの初戦がよくなかったので、まずは勝ち切れたことがよかっった。柳田さんも言われましたが、まだまだミスがあるので修正したい

 

藤井直伸

日本ラウンドの1戦目を勝てたのは良かったが、まだ詰めていかなければならない。

 

大竹壱青

1セット目から自分たちのバレーができた。3人がいうようにまだミスがあるし、それを克服していけたらと思います。

 

藤井さんに

――日本ラウンドの初戦で日の丸をつけてやった気持ちを。東レでやっている「ミドルを使うバレー」が通用したのではないか。

 

初めての代表戦で、スロバキア戦からスタメンで出させてもらうことが増えてきて、東レがやっているミドルを使うバレープラス、全日本では能力が高い選手が多いので、それらを上手く使っていけていると思います。

 

――初めて世界と戦ってセッターとして感じていること。

 

二段トスとか厳しいボールのブロックは、相手ブロックが高い。ABパスくらいだったらテンポのいいバレーは十分通用する。課題はラリー中のトスが不安定。

 

中垣内祐一新監督

僕自身はトルコとあまり試合をしたことがないので、ビデオを見た限り、非常にサイドアウトの強いチームだという印象を持っていた。厳しい試合になると予想していた。1セット目、我々のサーブが非常に効果的に入って、彼らはミスをしたので、差を付けてとることができた。

 

3セット目、サーブレシーブを崩されて連続失点をしたあたりが、セットを失った原因。1本で切っていけないところに、まだ若さを感じた。終盤に従ってサーブミスが若干多くなった。相手のミスに助けられた。

 

石川の調子が、腰がまだ万全ではないので、使い方には気をつけた。スタートから使ったが、2セット目をめどに確認していた。彼にとっては、久しぶりの4セットをプレーしたことになります。まだ万全ではないので、ジャンプサーブは打たせてない。彼の調子が上がれば、もっとおもしろいことになる。

 

大竹も、彼なりに頑張っています。現時点では及第点。まだまだ決まっているボールも、狙い通りにいってなくて決まっているのが多かったですが、引き続き、日本のエースとしてがんばってもらえるようなプレーをしてもらって、成長してもらいたい。

 

――改めて、初陣を迎えた感想、そこで白星を挙げた気持ち。

 

いろいろ紆余曲折あって、監督につかせていただき、本日勝たせていただいたのは非常に嬉しい。コート際に立つのは久しぶりなので、よみがえってくるものが多々あった。選手たちが頑張ってくれた。

 

今日の一勝はチームにとって非常に大きかったし、私にとっても大きかった。

 

――よみがえってくるとは?

 

指示を与えるにしても、なかなか言葉が出てこなかったのが、実際にコート際に足ってみると、自然に口に出てくる言葉があったかなと思います。

 

――ここまでミドルがきちんと機能して勝つ全日本を久しぶりに見たような気がするが。

 

藤井をスタートで使っているのは、それが理由。特に彼はBクイックのトスに安定感を持っている。乱れた場面でもラリー中でもBクイックを使える。Bでなくても、山内は終盤いいクイックを打っている。

今日、1本ネット際でもシングルハンドで非常に難しいボールをつないでいた。

 

課題は柳田をラリー中にパイプを使って、あのチョイスは失敗だった。パイプの使い方については今後も詰めていくことになろうかと思います。決まっている調子のいい選手を中心に組み立てているし、非常によくやっていると思います。

 

――今日、タイムなどではブランさんが指示を与えていたようですが、そのあとで声をかけていたのでしょうか。

 

基本的にフィリップは戦術的な指示が多いので、僕は単発的な技術的な指示に努めています。

 

――大竹選手のよさ。3セット目の最後に連続失点したが。

 

結果だけをいうと、彼は非常によくやった。ただ、私は、「決まっているのがいい」というのではなくて、「どういう決め方をしたからいい」という評価をしている。打ったボールが決めるべくして決めたボールか、たまたま相手のブロックが悪くて決まったのか。そこは見ている。

 

現時点では、怖いものなしでどんどんぶちかませといってある。

 

3セット目の終盤、勝負所で決めきれないというのは、アンダーカテゴリでも聞いていた。ただ打ちつけてしまっていたり。3セット目終わって4セット目に入るときに、あそこで平常心でプレーすることが、お前のするべきことなんだと声をかけた。

写真:FIVB

 

 

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