2017-12-10 09:00 追加
堺・千々木「後味悪いことがあったにせよ、それだけでは説明が付かない自分たちの弱さがあったので、明日は切り替えて勝ち点3を獲りたい」
記者会見コメント
V1リーグ 男子
V・プレミアリーグ男子東京大会の会見
堺
千々木
チームとしての形として、伊藤選手が守備型で、頑張ってくれて、ウォレスと自分で点を取っていく形。2レグで形がだんだんできてきた。でも、やりきれないところが自分たちの甘さ。後味悪いことがあったにせよ、それだけでは説明が付かない自分たちの弱さがあったので、明日は切り替えて勝ち点3を獲りたい。
だいぶサーブレシーブの負担を軽減してもらっている。後衛でもバックアタックに入りやすい。レフトとバックアタックだけ。ライトのスパイクが良くなかったので、それがないだけでも個人的には楽になっているのかなと思います。
パナソニックの印象は、やっぱりゲームをコントロールするのがうまいなと。どういう状況になっても焦っている人が誰もいない。1セット目は自分たちが大量リードしても、焦ってる人はいなかった。逆にこっちは、焦ってしまう人がいる。ゲームをコントロールする選手がいると大きいなと思った。自分もそうなりたいと思う。
真保監督
今日は非常に残念な感じでした。チャレンジなんのためかなと思いました。でも、千々木も言ってましたけど、それだけではなく、自分たちに足りないところがあった。
パナソニックの選手は経験豊富。伊藤が入ったことによって、点数をとる選手ではないが、コートの中が落ち着いている。
――1セット目は戦略がハマったように見えたが。
全員ジャンプサーバーで揃えて、各選手が好きなコースに、永野がいないとか、福澤がいるとかに打たせた。
3、4セットは変に落ち着いてジャンサを打たなくなってしまった。
試合によってサーブを優先するかどうか決めている。パナソニックはどの数字を見ても強く、我々は挑戦者なので、今日は思い切ってサーブ優先で行きました。
――2セット目まで、わりとクビアク選手を効果的に抑えていたが。
マッチアップはクビアクにウォレスに当てた。
この2レグに関しては、1つウォレスと千々木が柱。向こうでいえば清水とクビアクだと思いますが、彼らに効果的に点を取らせるためには、数は多くなくても、ミドルの攻撃が必要。
我々は最後松本が捕まった。ミドルがもうちょっと点数が取れたらいいと思います。
パナソニック
深津主将
1,2セット目は凄く苦しい状況。サーブをなかなか崩せなく、逆に崩された。3セット目から、こっちが先にリードする展開ができました。
兒玉が入ってきましたけど、一生懸命頑張ってムードを変えてくれました。
兒玉
今シーズン、スタメンという形ではないんですけど、コートでミドルとして入るのは初めてに近い状態だったので、馴染むまでに時間がかかった。本当に先輩たちがバックアップしてくれて、4,5セット目は楽しんでやれた。
僕は白澤さんのようにブロック力とか、山内さんのような高さはないんですが、自分の持ち味を出し切れば、チームに貢献できると信じてやりました。
深津
練習で打てているサーブを、コートでも出せている。サーブだけでなくて、他のプレーもそうです。
川村監督
厳しい試合でしたけど、最後獲れたのは嬉しいことだと思います。
――首位独創で、気の緩みはあったんですか?
ないとは思いたいんですけど。相手の方がこの試合にかけてきていた。あれだけ相手のサーブが走り、ディフェンスが粘られると厳しい。
ただ、こちらもしっかりと勝つという強い気持ちはなくさず、最後まで集中できたかなと思います。
セットを追うごとに、千々木選手も、ブロック上から打てていたのが打てなくなってきた。こちらの集中力が増してきたのでこの結果になったと思います。
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