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インタビュー

2018-11-01 17:06 追加

JT深津旭「修正力が足らなかった。ムセルスキーはすごいけど対応できないわけじゃない」

V1男子開幕戦後談話JT深津旭弘

V1リーグ 男子

JTの攻撃を引っ張った深津

10月26日V1男子開幕戦サントリーJT戦後談話

JT深津旭弘

――今日の試合について、いかがだったでしょうか。

深津:初戦ということですごくバタバタしたことが多かったですが、それは相手も同じだったんですけど、我々の方が修正力が足らなかった。

――4セット目で一気に試合を持っていくのかなと思いましたが、なぜ終盤ばたついたのでしょうか。

深津:ばたついたというよりは、こっちが2点リードした時に、もう1点、2点、ブレイクポイントを取れなかったところで、相手が逆にリズムをつかんだ。あそこでもう1、2本良いサーブを入れて、良いブロックが出て、切り返してちゃんと決めてというパターンが出ていたら違う状況だったと思います。

――今日も深津選手が良いサーブを打って、狙っているなと感じました。サントリーの栗山選手らレフトを潰そうという意図がはっきり見えました。

深津:そうですね。そうしたかったんですけど、相手も4セット目で慣れて来てオーバー(ハンド)で返してたんで、もう少しライン際で、あのスピードでサーブを打てたら良かったんですけど、1歩、2歩で動けるところに打ってしまった。

――べたな質問で質問ですが、ムセルスキー選手と対面してどうでした?

深津:すごい選手というのはわかりますけど、対応できないわけではない。彼がやりにくい環境を僕らがもっと作っていかないといけないと思う。良い状況ではなくて、悪い状況では(ムセルスキーの)決定率があまり良くないので、ディフェンスもそんなに球が重い感覚はなかった。もう1本、2本良いレシーブをしたかった。

――あと、劉力濱選手の活躍には驚きました。さっそく攻撃の一角として機能していました。

深津:十分合わせる期間はあったので、まだまだ(彼の力を)引き出せてない部分も多いので、今日は負けましたけど来週も試合あるので、しっかり練習をつんで、ネガティブにならないようにと思います。

――劉選手とはビック(バックアタック)があっていました。あと見ていて面白かったのが、前衛レフトの時、深津選手の想定以上に劉選手が高く跳んでいたと感じさせる場面があったように見えました。

深津:レフトの高さがかなりあるので、あそこが自分の感覚的に、良く上げらればいいかなと思いました。やはり日本人選手と高さが全然違うので、あそこの感覚をまだつかみきれてないというのがあります。あそこの高さを、うまくスピードのあるボールを持っていけたらと思います。

――新生Vリーグですがいかがですか。

深津:雰囲気もいいですし、周りがこれだけのものを用意してくれてるので、選手がもうすこしもっともっと粋に感じて、プレーを魅せられるように頑張っていけたらと思います。

文・写真:大塚淳史

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