2018-12-13 13:23 追加
KUROBE・丸山紗季主将「接戦を取り切れないのは力不足」日立・佐藤美弥主将「集中力を切らさずにできたことはよかった」 V1リーグ女子会見コメント
SV女子
■日立リヴァーレ
●佐藤美弥主将
今日の試合は1セット目リードした展開から逆に相手に大差をつけられたり、3セット目の最後でなかなか1点が取り切れなかったりということがありましたが、そういう中で集中力を切らさずにストレートで勝ち切れたことは非常に良かったと思います。 今後、勝ち方にこだわってやってきたいと思います。
●窪田美侑選手
今まではフルセットで勝ってきた試合ばかりでしたが、 ホームゲームということもありましたので、今日こそは3ポイントとって勝ちたいという気持ちでチーム全員で試合に臨めました。 最後の1点をなかなか取りきれなかったことは課題だと思うので、 明日の試合も3ポイント取れるように、今日の課題をしっかり反省して、明日また勝てるように頑張りたいと思います。
●長内美和子選手
今日は試合の出だしを意識して取り組みました。先週のトヨタ車体戦も2セット目はいい流れで取れたのですが、3セット目以降の流れが悪くなってしまったので、出だしからいい流れになるように試合に臨みました。明日も今日のような流れを継続していけたらと思っています。
――佐藤主将に。キャプテンとして、今季のチームをどんなチームにしていきたいですか?
佐藤:今季はチームが若くて、個性が強く、勢いのあるチームだと思っているので、若い選手達がのびのびとプレーできる環境を作るために、上の選手たちがバックアップしていきながらやっていきたいと思っています。 まだなかなか結果につながっていない部分もありますが、チームとして、誰かがダメでも誰かがそこをカバーするという形が少しずつできてきていると思うので、個々の能力もそうですが、チームとしての力を強化していきたいと思っています。
――佐藤主将に。今シーズン、これまで勝った試合がすべてフルセットでしたが、今日はストレートで勝てた要因は?
佐藤:今シーズンはフルセットでもつれる形ばかりだったので、全員が3セットをストレートで取りきるという部分は意識していました。もちろん、これまでの試合も同じ意識で取り組んできましたが…。今日の試合は、先ほど長内も言いましたが、各セット、入りから意識して、 自分たちにとって余裕のある展開ができたと思うので、そういった勝ち方もチームとして覚えていきたいと思います。
――窪田選手に。相手に流れが行きかけたのを取り戻せた要因は何だと思いますか?
窪田:自分たちのミスから相手に流れが行ってしまいましたが、後半の途中から自分たちのつなぎ、粘りが出て、流れを取り戻し、勢いに乗ることができました。最後は気持ちで追いつけたと思います。
――今日の試合は最多得点でしたが、今年、アンダーカテゴリーでアジアカップに出場してベストアウトサイドスパイカー賞を獲得したり、昨年も U-23世界選手権に出場されたりしていたと思いますが、そういった国際経験が生きた部分もありましたか?
長内:昨年のU-23世界選手権では最年少で使っていただき、今年のアジアカップは若いメンバーだったので、逆に最年長でしたが、こういった大会の経験で学んだことは多くありました。今シーズン、私はなかなか調子が上がらず、ミヤさん(佐藤選手)ともトスのことを話し合い、トスを離して上げてもらうようにしました。そこからいい形になってきたと思います。海外で高いブロックのある中でハイセットを決めきれたことが自信になっているので、それをもっとリーグでも出していけるようにしたいと思います。
――窪田選手に。昨シーズンも内定選手として出場していますが、ここまでリーグを経験して、自分の強みや課題に感じていることがあれば教えてください。
窪田:昨年、内定選手としてリーグに出させていただいた経験が大きく、当時は攻撃力が足りなくて、大学時代とは違った高さやパワーのある選手たちばかりの中で自分がどう戦っていくのか考えた部分もあります。 私は身長が高くないので、相手のブロックを利用したり、少しですが、細かい小技を身につけて戦えるようになってきたと思います。まだ波があったりとか、決まる時も決まらない時もありますが、そこは課題にしてやってきたいと思います。また、レシーブ力でもっと貢献できるように努力していきたいと思います。
――ガッツポーズなど、チームを鼓舞する場面も見られますが、もう新人という意識ではなく、チームを引っ張っていくという心構えがあるのでしょうか?
窪田:1年目ではありますが、自分より若い選手も多いチーム構成なので、先輩方をできるだけサポートできるように、中堅としてチームを支えていけたらという思いでやっています。
――佐藤主将に。多彩なトス回しが見られましたが、楽しく試合できましたか?
佐藤:ディフェンス面でチーム全員が粘ってつないでくれたので、そういった自分達から仕掛けていく動きのある攻撃に繋がるレシーブができていたのかなと思います。
――今日の結果により、前半戦勝ち越しが決まりましたが、今日ストレートで勝ったことはチームにどのような影響を与えると思いますか?
佐藤:今日勝ったことで、試合に対しての気持ちの持っていき方などの面で自信につながったと思いますし、フルセットで勝った試合も苦しみながら勝ちきるという意味では自信になっていると思います。どんな対戦相手でも、まずは気持ちの面から、全員が同じ方向を向いて戦っていくことが大切だと思います。
――長内選手に。第1セットの最後の1点は競っている中で自分にトスが上がり、どんな気持ちでスパイクを打ちましたか? また、サービスエースもありましたが、今日は調子を上げるために、何かきっかけをつかんだ試合だったのでしょうか?
長内:みんなが一生懸命つないでくれて、チームとしてもすごく流れに乗った状態だったので、絶対私が決めるぞという思いで打ちました。
先ほども言ったように今シーズンはあまり調子が良くなかったのですが、サーブレシーブが安定してきたことをきっかけにスパイクも決まるようになりました。明日も頑張りたいと思います。
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