2019-02-07 19:44 追加
姫路・高木理江 復帰のいきさつはまさかのスカウト!?「河合さんですね。やりませんか?みたいな感じで」 V2リーグ女子
V女子
「自分たちの持っているものをコートできちんと出せるチームが勝てるのかな」
●椿本真恵監督
サーブレシーブで直接のポイントを与えてしまうというところがあるので。
サーブレシーブに問題があったということ、競った時に取りに行けないということ……やっぱりそこが課題ですね。
何が何でもというところが、ちょっと足りない気がします。前よりは随分良くはなったんですけどね。
――以前お話を伺った時に、サーブレシーブだけではなく本来得意にしていたサーブが今一つとのことでしたが…?
椿本:サーブは徐々に良くなってきていると思います。
サーブレシーブをする人間が少ない、今井(里美)、吉井(奎乃)のアタッカーとリベロ。それ以外サーブレシーブができない、そこが厳しい部分だと思います。本来なら今井もサーブレシーブは得意な方ではないので。
少しずつは返球率が上がってきて、要所要所ではきちっと返せるのですが、持続してチームとして70%以上に行けないとやっぱり難しいかなと。
(サーブレシーブが悪いと攻撃面も)レフトライト、アタッカーに頼ってしまうことになる。センター線が使えない。悪循環ですよね。
![](http://vbm.link/v/wp-content/uploads/2019/02/C28BE2B8-148A-48D3-A2BC-179A9E871AF9.jpeg)
ミドルブロッカーの佐々木美帆選手。彼女の決定力をどう活かすかがJAぎふの課題でもある
椿本:うちも群馬さんも姫路さんもそんなに大きく力の差がないと思っているんです。自分たちの持っているものをコートできちんと出せるチームが勝てるのかなと。
うちは大崩れをしていないにしても、要所要所の力が出ない。
もう少し緊張感をもって、そういうところを意識できなかったのが敗因の一つであるかなと思います。あらかじめの約束事通りに動けなかったり。
――指示通りに動けない、というのは浮足立ってしまうということでしょうか。
椿本:意識の問題かな、と。どうしても意識が弱い。これはうちだけじゃなく全体として、ね。
――全体といいますと、比較としてはトップカテゴリー。V2とV1との違いでしょうか?
椿本:(上とは)違うと思います。そこらへんですね。勝つための意識、これをやらないといけないとか、何でここにいるのかっていうことを(しっかり意識する)。
――アタッカー陣のスパイクが強力です。高いトスが有効に使えているということでしょうか?
椿本:そうですね。セッターに(高さのある)本間を使い両レフト、それからライトの山本。
本来ならもっとセッターにきっちりボールを返して真ん中を使いたいんですけど。
要所要所では佐々木(美帆)が打っていたんですが、ああいう力があるにもかかわらず、使えないっていうのが(勿体ない)。
以前はやれていたことが、サーブレシーブが返っていないためにできていない。
力でねじ伏せているというか力で切っているというか。あくまでスパイク力、個人の力で、チーム力ではないという。チームとしてもっと攻撃ができないと、ね。
アタッカーのパワーはV2女子でも抜きん出ている。JAぎふのパワーバレーにぜひ注目していただきたい。
写真・文:堀江丈
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