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ゲームレポート

2019-02-11 10:00 追加

V2男子リーグ終盤戦へ 逆転優勝を目指す富士通カワサキレッドスピリッツ、川崎ホームゲーム1日目レポート

富士通、終始主導権を握り勝利 V2川崎ホームゲーム1日目レポート

V男子

バレーボールV.LEAGUE Division2(V2リーグ)男子は、終盤戦へ突入している。現在、トヨタ自動車サンホークスが首位、昨シーズン、V・チャレンジリーグ1を制した富士通カワサキレッドスピリッツが僅差の2位につけている。
2月第2週のV2リーグは、全4会場で4チームがホームゲームを開催する週であった。そのうちの1つ、神奈川県川崎市のカルッツかわさきで行なわれた富士通のホームゲームについてレポートする。
カルッツかわさきでは、2月11日(日)、また、3月2日(土)3日(日)にもホームゲームが開催される。

カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)は、2017年にオープンした体育館。旧川崎市体育館老朽化に伴い、アリーナとホール機能を持った施設として建設された。アリーナは最大1500人収容可能で、富士通は2017/18シーズンからこの施設でホームゲームを開催している。今季、富士通のホームゲームはすべてここでの開催である。
この2月第2週のシリーズは2日とも1試合ずつ。10日は富士通カワサキレッドスピリッツ-つくばユナイテッドSun GAIAという対戦。過去、この2チームは開幕週(つくばホームゲーム)と12月に対戦しており、いずれも富士通がストレートで勝利している。今リーグでの最後の対戦である。

両チームのスターティングメンバーは下記の通り。

富士通)S18長谷山拓 OH16米澤寛武 MB5横田圭祐 OP4柳田百織 OH11浅野卓雅 MB7加藤大雄 L12芳賀広大
つくば)OP26鈴木匡教 OH20満生大輝 MB3奥村航 S11須藤優 OH9小針幸 MB7奥田基嗣 L17桝谷周呈/15野島透

富士通は年明けの試合から、内定選手の米澤が加わっている。また、つくばはOPの鈴木が1月末に新加入、また、登録はあったが合流は先週からとなったOH満生がスターティングメンバーに名を連ねている。

序盤から流れを掴んだ富士通

 

富士通はシンセサイザーを設置し、OBやベンチアウトの選手を中心に応援団をリードする。試合開始後しばらくは互いの攻防が続いたが、富士通が要所要所細かいところをおさえてブレイクを繰り返し得点を重ね、じわじわとリードを広げていく。第1セットは富士通が多彩な攻撃を見せる一方、粘り強いつなぎを見せ、25-19で先取した。

第2セットも富士通が序盤から走る。連続ブロックなどで勢いに乗り、序盤から大量リード。中盤以降は長谷山→中川、柳田→尾木という2枚替えをおこない、更に見せ場を多くつくった。24-17でセットポイントを握った後、つくばが交代出場の内海のサーブから追い上げ、3点差を詰めたが最後はサーブがアウトとなり25-20で富士通が連取。

つくばも打開を図ろうとするが

 

第3セット、背水の陣となったつくばは第2セットのスターティングメンバーから3名を入れ替えた。序盤こそ競り合ったが、4-4からの長谷山のツーアタックを契機に再び富士通が攻勢に転じ、リードを積み重ねていく。富士通がブレイクを繰り返す一方でつくばは単発の得点が精一杯で、なかなか流れを変える展開に至らない。ホームの声援の後押しの中、富士通はそのリードを保ったまま25-19。ストレートでの勝利を収めた。これでこの対戦は3試合とも富士通のストレート勝ちとなった。

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