2019-03-22 12:14 追加
JT井上航「今日で終わるわけじゃないので、チーム一丸となって戦いたい」パナソニック白澤健児「献身的なプレーをしようという監督の言葉をチームが徹底できた」
V1リーグ 男子
◆パナソニックパンサーズ
●白澤健児
リーグ後半から感じていますが、チームが荒くなっている。昨日と今日とでは誰が見ても違うチーム。そこを安定させていく力がまだ足りないので、ファイナル6でそこが出てしまうのはまだまだ甘いですし、成長できる部分だと思います。
●深津英臣主将
まだまだ今のチームでは優勝できる自信は完璧ではない。しっかりと練習をしていいチームを作っていかないといけない。細かいところをもっと見直して個人でみなおして、優勝できるチームにしたい。
●久原翼
今日勝ったことはすごくよかったですけど、今日の勝ちはいい意味で忘れる。来週いい試合ができるようにしっかり準備したいと思います。
――クビアク選手に相手のライト攻撃を任せてあとは逆側にブロックをとんでいますが、クビアク選手は高さ的にはそんなにないですが。
白澤:確かに他のチームの外国人選手と比べれば身長はないですが、ブロック位置だったり手の出し方はすごくうまい。それが中学生高校生のお手本になる家というと疑問もありますが、あそこまで技術が優れているからできることだと思います。
――久原さんに。3枚ブロックがつかれる場面でリバウンドとる場合と打っていく場合。厳しい状況でどういう選択をする。
久原:ハイボールとかブロック3枚つかれたときは自分の中で課題。そこはリーグの最初からミスが出てしまったりシャットされることが多々ある。判断は、自分の感覚で打てると思った時は打ちにいきます。ミスについても、あまり深く考えすぎないようにしています。
――深津さんと白澤さんに。今まだ優勝できるチームではないと言われたが、ここを詰めないとというところがあれば。
深津:まずは安定感がない。僕らは昨日だめで、今日はよかった。
去年と比べると去年は安定して試合を運んでいた。たとえば昨日の東レ戦でも、たとえ1セット目とられても、去年だったら取り返せていたと思う。
まずは安定感。その安定感を作るためには細かいコンビの精度をあげる。丁寧に見直す。
白澤:昨日ミーティングで監督に献身的なプレーをしようと言われた。一番はそこかなと。そこがうまいこといかないとチームは回らない。そこは今日みんな徹底できたと思います。
●川村慎二監督
スタートから集中力を持って戦い抜けて。苦しい場面もありましたが、選手一人一人が声を出して、チーム一つになったと思います。
――昨日ああいった内容の試合をされて、監督から選手に「献身的なプレーをするように」という声掛けがあったそうですが。
川村:献身的になろうというのは言いました。昨日の負けは終わったことなので仕方ないので、明日しっかり戦おうということと、やはりボールを見送るシーンが多かったので、もっと献身的にプレーをしようと。それが今日につながったと思います。
――久原さんについての評価を。リバウンドをとったり強打するところの判断がまだ感覚的なものと言われていましたが、監督から見て。今季試合に出続けたからこその成長など。
川村:レセプションがいい守備型の選手なので、そこにはすごく期待している。今シーズンかなり試合数でていますし、そこで培ったものはあると思います。久原がミスをしても他のメンバーがカバーしているので、ミスを怖がらずにしっかり打てと指示を出しています。
ただやはり難しいボールが上がってくるときがあるので、そういうところは「クビアクを見習え」ということはありますね。
ブロックが付いたときにどう判断するかについては、特に間違っているとは思いません。ただ、3枚ついたときにエドガーに打つのは違うやろ、とは思いました(笑)。
――来週1試合、(1位通過を決めて)いろんな戦い方があると思いますが。
川村:気を抜かずしっかり戦いたい。モチベーションをしっかり上げるのも大事な試合だと思います。
写真:火野千鶴
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