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会見・コメント

2019-03-25 08:00 追加

堺・樋口裕希「成長よりも課題が多く見つかったと感じている」 JT・山本将平「相手の攻撃をしっかり守備してラリーできるようになったのが手応え」

V1リーグ男子 ファイナル6 3/23 JT対堺 会見コメント

SV男子

3月23日に大田区総合体育館(東京都)で行われたV1リーグ男子ファイナル6、JT対堺戦の記者会見コメントをお届けする。

JT 3(25-20、23-25、25-22、26-24)1 堺

■堺ブレイザーズ

●真保綱一郎監督

エドガー(トーマス)選手の完璧なアタックはそんなに簡単にブロックやレシーブできませんが、もう少し抑えるべきでした。助走がない時やトスが短い時といった場面もたくさんあったにもかかわらず、それを逃してしまったかなと。もちろん、そこだけではないですが、緩いボールやワンタッチボールをもう少し精度を上げて、カウンターアタックにしたかったというのはあります。
順位は確定しましたが、明日も最後までベストを尽くしたいと思います。

――出耒田(敬)選手を竹元(裕太郎)選手に交代した理由を教えてください。

真保:スパイク決定率がよくなかったということです。30%を切っていたので。

――樋口(裕希)選手の評価は?

真保:彼が入ったことでチームが上昇したことは間違いないです。サイドアウト、ブレイクサーブとすべてにおいて、いい仕事をしてくれて、我々の力になってくれました。プレーオフ以降もひとつの軸として考えていました。

――今シーズンを振り返って、今後に向けての手応えは?

真保:3レグ以降、安定したバレーができ、高いサイドアウト率がキープできるようになりました。それが1、2レグはできなくて苦しかったのですが、3レグ以降は負けないために非常に精度が上がったと思います。また、サーブも3レグ以降、強いサーブが打てるようになり、ブレイク、サイドアウトが機能するようになりました。まだまだ若いチームで、いろんなところが伸ばせると思うので、黒鷲や来シーズンもしっかりチャレンジしていきたいと思います。

●関田誠大選手

レギュラーラウンドで2勝1敗の相手で、大事な1戦だったんですけど、大事な時に得点できるプレーが少なかったのがひとつの敗因。また、最後まで攻めきれなかったというところで悔しい試合になりました。まだ明日もあるので、気持ちを切り替えてやりたいと思います。

●樋口裕希選手

自分たちの前の試合の結果で、自分たちがファイナル3に進むにはすごく厳しい条件をクリアしないといけないという状況の中で試合が始まり、プレッシャーもあり、大事なところで1点がとれなかった。まだまだだなと個人的にもチームとしても実感した試合でした。ファイナル3への道はなくなってしまいましたが、試合は残っているので、自分たちが成長するためにも明日もしっかり戦いたいと思います。

――樋口選手に。サーブを前に落としたりしていましたが、今日の試合のご自身のサーブ戦術、チームの戦術をどのように感じていますか?

樋口:チームとしては、サーブはサーブターゲットのところにしっかり攻めるという戦術でした。1、2セット目は個人としてもチームとしてもそれが機能していましたが、3、4セット目は「ここ」という大事なところでサーブが入らなかった。個人としての課題がサーブでもいっぱい見つかったので、そこをしっかりやっていかねばと思いました。

――エドガー選手が前にいて、3レグの時とはまた違った、負けられない戦いの中、今までと違った緊迫した状況で感じたすごさであったり、ご自身の攻撃面で感じたことは?

樋口:エドガー選手のブロックは本当に高くてなかなか簡単には決められず、今はっきりとこうやって決めるというのはまだわかっていないのですが、ちょっとずつああいう高いブロックと戦う術を身につけるしかない。一歩ずつ成長するしかないと思っています。

――樋口選手に。内定選手としてプレーするようになり、約2か月と少し経ちますが、ファイナル6に入ってからの経験、成長はどのように実感していますか?

樋口:まず自分にとっていちばん大きなことは、学生時代にはミドルで試合に出ていたのですが、チームがサイドとして起用してくれたことです。試合に出し続けてくれたことも、大きな経験になりました。今後、自分が成長していくための課題も多く見つかり、そういう意味で試合に出させてもらえたことが自分の中で大きな財産になったと思います。
成長した部分は、一個一個のプレーはちょっとずつ成長していると実感していますが、課題のほうが大きいと感じています。成長を感じたというよりは課題が多く見つかったという感じです。

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