2019-03-28 21:16 追加
パナソニック清水邦広「スパイクをうち始めてからまだ1週間。これからもどんどんアピールしたい」山内晶大「サーブが勝負でした」
V1リーグ男子大会会見コメント
V1リーグ 男子
3月23日、東京都大田区総合体育館で行われたV1リーグ男子大会のプレーオフ、ファイナル6のパナソニック対サントリー(2-3)のパナソニック試合後記者会見。昨年のファイナル6で大怪我に見舞われた清水邦広選手が1度目に熊本大会で復帰したあとに感染症でまた鮮烈を離れてから最初の試合となった。
●清水邦広
サントリーのムセルスキー選手を今日は抑えることができなかったのが一つの敗因。
でも、要所要所でこちらも良い展開ができた。サーブを攻めて入った方がセットを取った。サーブの攻め合い。最後はムセルスキーを止めることができなくて負けてしまったのですが、本当にいい試合になったので、決勝につながるようなゲームができたと思います。
ーー2度めの怪我からの復帰でどう臨まれたか。
清水:スパイクを打ち始めてからまだ1週間しかたってなくて、まだコンディションも上げていく最中なので、どういうプレーをしようというよりは、やりながら、少しでも試合勘になれる。ボールに触れることで少しずつパフォーマンスが上がっていけばいい。僕が入った時は得点に絡めるようなプレーをしていけたらと思います。
――1週間まえからスパイク練習ということですけど、前回もまた手術ということがあって慎重になるところだと思いますが、今復帰したのは、早くコートに立ちたいという思いから?
そうですね。多少リスクはあるかもしれないんですけど、僕としてはどんな状況であれ、試合に出ることが自分の役目だと思っています。これからどんどん練習でもアピールして、試合に出れるようにしたい。それが自分にとっても宿命だと思っています。
●山内晶大
1セット目はこちらがサーブでいい感じで攻められた。2セット目からサントリーのサーブが走り出した。サイドアウトが取れなくなってリズムが取れない。そこで強いサーブが来ても、こらえて1本2本で切っていかないといけない。
悪循環が今日はセットの中で多々見られた。そういうところを1本で切れるリズムをあったら勝てたのではないかと思います。
●大竹壱青
今日は僕らはファイナル決まってる試合。1セット目は僕らのサーブで攻めきれた。
2セット目は逆の展開。3セット目は劣勢から逆転。一番反省しないといけないのが、4セット目僕にトスが集まってきて決めきれなかった。
僕の責任で負けたと思わないといけない。今日みたいなプレーは僕自身1本で修正していかないといけない。もう1週空きがあるので、本当に短期間ですけど、今日みたいなプレーを2度としないと決めて反省しながらファイナルに向けて戦っていきたい。
ーーおふたりに。ファイナルまで結構時間があくので、どういうことを課題にしていきたいか。まず山内さんに。
山内:まだまだ時間があるので、できることが新しく増えることはないですけど、今うまくいってないことをチーム全体で残りの日数で仕上げていけると思う。細かいところ、詰めの甘いところをなくす練習ができると思う。そこをしっかりファイナルに向けてチームとして作り上げていきたい。
大竹:もう一週あくということで、スキルが伸びるわけではないので、優勝を目指してチームが何をしなければ再確認しなければいけないですし、相手がどうやってくるかを僕らで再確認しないといけない。小さなところでもいいからチーム力も上がってファイナルに臨めればと思います。
ーー山内さんに。チームメイトのクビアク選手が覇気がないようにみえるが
山内:特に変わらない。コートの中では変わらず熱くプレーしていると思う。チームメイトから見てもそんなふうには感じないです。
●川村慎二監督
ファイナルにつなげるために大事な一戦だったのですが、結果は残念。ただ、本当に厳しい状況の中、選手たちは最後までしっかり戦ってくれた。集中して戦ってくれたことがファイナルに向けてのプラス要素
ーー清水さんを今日起用した意図は?
川村:もちろん今後のことを考えてです。試さないとわからないので。
――ファイナルまで、この辺ちょっとチェックしておかないといけないことは。
川村:ブロックとレシーブの関係ですかね。技術が格段に上がるわけではないので、今までやってきたこと、基本的なプレーを再度確認しながら、パス・トスの精度の見直しをしっかりやっていきたい。
写真:黒羽白
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