2013-05-07 00:06 追加
第62回黒鷲旗大会 女子決勝会見コメント
黒鷲旗NEC久光会見コメント
Others / SV男子
NECレッドロケッツ記者会見コメント
内田
今日の試合、決勝戦で今シーズン最後の集大成として優勝を狙っていたんですけどチームミスが続いてしまってそこを攻められ、勝てなかった。悔しい結果です。杉さんの引退試合というのも兼ねて今日まで来たんですけど、最後に優勝で送り出したかったんですけどそうならず、残念な気持ちでいっぱいです。
杉山
決勝戦までたどり着いて、リーグのリベンジだと思って失うものは何も無いので思い切り戦おうと臨んだのですけど、ミスが続いてしまってリズムに乗れず、こういう結果になったのは残念。ここまでチームで積み上げてきたものは間違いなく成長としてある。これからまたリーグ、黒鷲を通して、今後更に活かしてやっていって欲しい。
――15年間現役生活を終わって、選手生活を振り返って一言
杉山
周りの仲間だったりスタッフだったり、たくさんの人に恵まれて15年間やってこれた。大きな怪我もなく。思い切りバレーボールをやってこれたので、いい15年間だったと思います。
――久光に対してレギュラーラウンド勝てていたが、セミファイナルと今回連敗した。戦っていて、レギュラーラウンドとの違い。
内田
久光さんは、コンビは合っている。アタッカー自身各選手が、強打軟打の練習もしてきて、私たちのコートをよく見てプレーしているということを感じた。レギュラーラウンドではそこがまだできてなかった。今日は本当に上手いなと思って、私たちももっとやっていかないといけないと思いました。
杉山
元々個の力は優れているチーム。ミスが出たら崩せるイメージがあったが、今回やってみて、攻守ともに堅くなった。崩れなくなった。
――これまでバレー一色だったが、今後は
杉山
高校時代含め、18年間こういう忙しい生活を送ってきたので、逆に、なくなったらやることがあるかとそちらの方が心配です。まずはのんびりゆっくり過ごして、自分でやりたいことを見つけていけたらいいなと思います。
――一番思い出すことは
杉山
去年の入れ替え戦と今年1年。入れ替え戦を経験してそこからみんなで捲土重来というスローガンを立てて、もう一回勢いを取り戻してチームを立て直そうとしてやってきて、とてもやりがいのある一年だった。
――オリンピックのことは?
杉山
シドニー予選落ちたところから全日本は始まっている。世界のレベルで経験させてもらって成長させてもらったところはたくさんある。アテネ、北京と本当にいつもトップのレベルでやってこれたのはバレー選手として幸せだった。
山田監督
3-0という敗戦で非常に悔しい試合でした。久光さんには完敗という内容。悔しいとしか今はない。ただ、いつも選手にも話しているんですけど、通るべき所は通っていると思う。杉山からどうバトンを受け取ってNECとしてやっていくかを今考えている。
――今までセミファイナルまで頑張ってきたイエリズさんが、ほとんど出なかったのは。
山田監督
私の感覚になるんですけど、あのままコートに立っていてもいい結果を生まないと判断して替えました。
――疲れなんですか?
山田監督
両方あります。ずっと好調でコートに立っている時間が長くて疲労したのもあるし、相手チームに対応されてしまった。
久光製薬スプリングス記者会見コメント
中田監督
6日間ありがとうございました。よかったです。選手達本当に頑張ってくれたと思います。
――2セット目途中からかなり疲れていた中で新鍋さんのパフォーマンスは
中田監督
全体的に疲れていましたね。新鍋の所は、スパイカー2枚のところが2回当たるので、どうしてもラリーが続くと新鍋に集まる事が多くなるポジション。よく頑張ってくれたと思います。
――ここまで指導されてきて、短期間で結果を出されましたが、予想通りですか? 予想以上?
中田監督
一番大きな目標はリーグ優勝。正直黒鷲旗は考えてなかった。チームを作っていく上で、国体、皇后杯などがあり、そこは勝たないとリーグ優勝が難しいと思っていた。リーグ優勝すれば多分黒鷲もいい試合はできると考えていた。黒鷲に関しては体調、疲労を考えてやってました。
――シーズンの区切りですが、当初中田監督が掲げていた勝利のメンタリティを植え付けるというのは。
中田監督
よくわかんないです。選手に訊いてください。
――一番苦労したこと。
中田監督
目標を明確にして、いろんなプレッシャーを与えながら結果を残すことが大切だと思ってそれを実現することが大変だった。
いくら口で世界だ世界だといっても、結果が残らなければ選手も私に不信感が芽生え、迷いも生まれてきたと思うんですけど、私の軸がぶれず、こうすれば勝てるんだと信じ切って、頑張ってくれた選手達に本当に感謝ですね。
――優勝の一番の要因
中田監督
選手達が迷わずに臨んだこと。選手達にそれぞれ夢がありますから
――この大会、選手達にこれ勝って次のステージへといっておられたんですが、三冠とられてご自身の次のステップ、目標は。
中田監督
健康第一ですね。イメージはできている。もう負けはないので、これを勝ち続けるためにチームをどうしたらいいかは考えています。
――あくまで久光の監督としての?
中田監督
それ以外今はないです。健康に気をつけながら次のステップに行きます。
――監督のさっきのインタビューの中で選手の時の方が優勝の味はいいというのは、苦労を感じて?
中田監督
選手の時の方が楽ですね。自分で点数とることができるし。外からは限界がありますし。勝ち負けだけの部分だけではないところもあるし、ゲームだけに集中していればいい立場ではない。5倍は苦しい。
――去年までの久光のイメージ、チームカラーは変わったように見えたが。
中田監督
前の久光のイメージは知りませんが、選手一人一人の役割だったり、このチームの試合での勝ちパターンだったりを一人一人がわかり始めている。大きく崩れない一つなのかな。個々が役割を自覚してきている。
バレーの中でパターンがあるんですよ。それを試合・練習していく中で結果が残せる、残しながら選手達が感じている、と思っています。
バレーボールは考えなきゃできないので。勝つために自分は何をしたらどういう動きをしたらどうなるか、相手はどうなるかシミュレーションができないと。6人漠然とコートに入っているのではなく。新鍋のポジションと石井のポジションはやることが違う。やりながら自分たちのパターンを作っていく。選手達だけでミーティングをする時間も非常に増えました。
――監督の考えるバレーが浸透してきたと考えていいでしょうか。
中田監督
だといいですね。
古藤
私自身の出来としては、試合前は集大成ということでいい状況でアタッカーに打たせようと臨んだんですけど、試合に入ってみると思いの外ぼろぼろで。スパイカーのみんなには迷惑をかけた。そういう悪い状況でもしっかり打ち切ってくれたのが勝利につながった。
長岡
今日は勝てば優勝というプレッシャーがかかる中で、勝てたというのがすごく自分にとってもチームにとってもまた自信になった。個人的には、昨日の感じをそのまま継続させることが課題だったのですが、最低限の役割を果たせたかなと思うので、とりあえず安心しています。
新鍋
このシーズンの最後の試合ということで、やるべきことは、自分たちのやるべき事をしっかりやればいい形で絶対に終われると思っていましたし、選手全員の気持ちが一つになっていたので、苦しい場面もありましたが、乗り越えられることができました。個人としては、苦しい時にちょっと工夫したスパイクだったりができたらよかったと思っています。
――自分の役割は
古藤
私はセッターで展開を作るということもありますが、それだけでなくキャプテンとしても、姿勢だったりとか。役割がこなせてたかと聞かれるとちょっと、自信もってはいとはいえないんですが。
長岡
私はサーブレシーブを外されているのでその分スパイクで前衛でも後衛でも点数をとっていくこと。自分のコースを徹底して守ること。
新鍋
苦しいところで、流れを変える。一本スパイクを決めるとか、自分の中では、サーブレシーブをきっちりかえったら、自分の中でのリズムもできてくるので。
――相当厳しい監督だと思うのですが。むかついたことでもいいんですけど、言われててきつかったこと。
古藤
きつかったなというのは、なんだろう。人間的なことも指導されますし、チームの姿勢だったらいけないとか言われますし、それをどうやってみんなに伝えてくか、どういう姿勢で自分が取り組んだらいいのかもっと考えなさい、というのは苦しかった。
――人間的な事って?
古藤
気配りとか、女性として。今まで選手全員そういうところに気が回っていない部分もあったりして、選手全員が成長できた。
――監督さんはセッターの先輩でもありますが、セッターとしての指導は。
古藤
トスの質だったりとか、展開もそうですし、時間的なことも。技術的なこともいわれます・。
――他のお二人にとって、中田監督はどういう監督でしょうか。
長岡
中田監督との出逢いは自分にとって大きいと感じています。
新鍋
すごく周りからは厳しいというイメージがあると思うんですけど、厳しさの中には私たちのことをすごく考えてくださっていて、久美さんのいうことを信じてついてきたから、こういう結果も出たと思うし、バレーのことだけでなくて私生活でも、ちょっと元気がなかったりするとすぐに気づいて声をかけてくださったり、気持ち的な支えも大きいです。
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