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インタビュー

2019-05-29 17:26 追加

「代表チームではすべてやりきったと思います。今後、誰がメンバーになるか楽しみです」ルイス・フェリペ・フォンテーレス

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■いよいよWSレアルの登場か、リベロ争いも注目

ヨアンディ・レアル。スパイクだけではなく強烈なサーブも武器。
撮影:Gaspar Nobrega/Inovafoto/CBV

キューバからブラジルへ帰化したヨアンディ・レアル(以下、レアル)がおそらく今年は招集されるだろう。彼はスーパーリーグで2013/14年からSada Cruzeiro(サダ・クルゼイロ)の5連覇の立役者であり、今季はイタリアのLube Civitanova(ルーベ・シビタノーヴァ)でセッターのブルーノと組んでいる。

 

――いよいよレアルの代表入りだと思いますが、チームはどのように変わると思いますか。

リペ 監督がどのように起用するかわかりませんが、彼はフィジカル面がとても強い。より攻撃的になるかもしれません。ルカレリ、ボージェスがケガから復帰して、世界選手権ではドグラス・ソウザが個人賞を取りました。ルーカス・ローも攻撃だけではなくレシーブでもチームを盛り上げ、スーパーリーグでも活躍しています。今まで以上にWSが充実し、監督の采配によって様々な組み合わせ、色々な特徴が出せると思います。

 

――帰化についてはどう思いますか。レアルの場合、過去にキューバ代表として戦っていますが。

リペ 正式な手続きを経てブラジル人として代表入りするのですから、何も問題ないと思います。しかし個人的には既に過去にキューバ代表として出場した人が、その後、国を変えるのは違和感があります。特に2010年の世界選手権でブラジルと決勝で戦ったのですから。

 

――ブラジルは長い間セルジオ・サントスという名リベロがいました。彼が抜けた後、まだリベロを色々試している感じがあります。リベロが固定されず、大会ごとに変わるというのはやりにくいものですか。

リペ それはありません。誰が入っても十分に練習を積んでいれば大丈夫です。世界選手権ではマイケとターレス・ホスの二人でしたが、チアゴ・ブレンデリも十分な経験があるし、SESIでムリロともう一人のリベロ、ドグラス・プレーザも去年は代表に呼ばれました。ずっとポジションが保証されている選手なんていません。監督が誰を呼ぶか楽しみです。

 

――日本のファンの方にメッセージをお願いします。

リペ 日本のことはいつも思い出します。街並みにしても人の接し方や規律など素晴らしい文化を持っています。またいつか行く日を楽しみにしています。ドウモアリガトウゴザイマシタ。

 

――指導者として日本へというのはありますか。

リペ それは難しいですね。でも将来何が起こるかわかりませんね。

(インタビュー4月18日)

取材:ブラジル在住 唐木田 真里子

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