2019-10-29 12:09 追加
デンソー・川北元監督「ディフェンスを攻撃につなげていく」姫路・竹下佳江監督「サーブが走らなければ勝利はない」
V1リーグ女子 プレミアカンファレンス デンソー対姫路 記者会見コメント
SV女子
10月26日に宝来屋郡山総合体育館(福島県)で行われたV1リーグ女子プレミアカンファレンス、デンソー対姫路戦の記者会見コメントをお届けする。
デンソー 3(25-16、25-18、25-19)0 姫路
■デンソーエアリービーズ
●川北元監督
昨夜も大雨がありました。たくさんの方が開催にあたってご尽力くださったことに本当に感謝しております。
我々ができることは微々たるものです。バレーボールしかできない我々なので(ぜひプレーを見ていただきたい)。この大会が少しでもエネルギーになればいいなと心から思っています。試合に関しては本当に良い形で勝つことができました。本当にまだまだ一戦ずつ、これからがより大きな戦いになってきます。勝って兜の緒を締めたいと思います。
――具体的に今日の良かったところを教えてください。
川北:序盤から相手のサーブレシーブを乱すことに成功しました。こちらはブロックとフロアディフェンスでしっかり守れていたことが大きかったんじゃないかなと思います。粘り強く守る、そしてディフェンスを攻撃につなげていくということを選手には口を酸っぱくして言っています。
――大変失礼ながら序盤は苦戦されるのではないかと思っていました。有力な移籍選手を複数獲得することはチームバランスを崩しかねない部分もあるかと思います。現在とても有効に機能しているのはなぜでしょうか?
川北:十分にコミュニーケーションを取るということです。バレーボールはリズムのスポーツです。コンビネーション一つで大きくリズムが変わってくるスポーツです。例えば上手くいかない時にはどうやったら次につながるのか、貢献することができるのかということを選手たちから話す、自分の意見をしっかり言うことを積極的にやってもらっています。
――昨年のレギュラーメンバーも優秀な選手ばかりです。徐々に切り替えず、あえて新加入選手を頭から使って行ったのは?
川北:チームの中でたくさん競争してもらいたいな、と。普段からより高いレベルで競い合うことがチームにとってプラスになると思っています。これからを担う選手が自力をつけていくためにそういう環境を多く作りたいですね。若い選手たちは経験を持った選手たちとたくさんコミュニーケーションをとってもらいたいです。経験のある選手たちのプレーを見て日々学んでもらえたら嬉しいなと思っています。
――デンソーの目指すバレーはどういうものになるのでしょうか?
川北:見て楽しいと思ってもらえるような多彩な攻撃。粘ってディフェンスをするのはとても大事です。そこは当然のベースとして、その上により攻撃力を積み上げていくことが我々デンソーにとって大事なことだと思いますし、自分たちの自信にもなると思っています。
国内ではどのチームもディフェンスにしのぎを削っています。そこは当たり前としながら、そこからのオフェンス力をどうやって発揮していくかということですね。
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