2019-10-29 12:09 追加
デンソー・川北元監督「ディフェンスを攻撃につなげていく」姫路・竹下佳江監督「サーブが走らなければ勝利はない」
V1リーグ 女子
●鍋谷友理枝主将
今日の試合は自分たちのプレーもできていたと思います。出だしから走れていたのは良かったのですが、ところどころ詰めが甘いところもありました。フォローに入って落としてしまったようなボールを上げていければもっと良くなっていくので、明日の試合では詰めていきたいなと思います。
●田代佳奈美選手
今日はブロックとディフェンスの関係がスタートからできていたのかなと思います。ただ、終盤相手がこちらの動きに慣れてきたときに連続失点がありました。明日も無条件に上手くいくとは限らないのでしっかりと全員で会話しながらやっていきたいと思います。
●井上琴絵選手
今シーズン初めてのホームゲームです。チームみんなでこの一戦にかけてきました。とにかく今日はいつも以上に声を掛け合ってみんなで良いプレーを引き出そうと思っていました。序盤、コート内で少しかたい部分もありましたが、結果としていいところが沢山出たのでよかったなと思います。自分たちのミスもあったり、ちょっと苦しい時間帯もあったので明日に向けて修正していけたらいいなと思います。
――鍋谷主将に。今季2戦目になりますが、初戦に比べて変わってきた部分はありますか?
鍋谷:そうですね…さらにコミュニーケーションの部分、連携が取れてきたんじゃないかなと感じています。それぞれ代表だったり、チームから離れていた時間もありました。メンバー同士試合をやっていく中で探り探り合わせていったのですけれど、2試合目になってうまく噛み合ってきたというか。コート内でも先輩が声をかけてくださってチーム内はさらによくなってきたのかなと思います。
――攻撃型、守備型などキャプテンとして導きたいチームスタイルはありますでしょうか?
鍋谷:チームの方向性は監督やスタッフが決める部分でもありますので。そうですね…やっぱり拾ってつないでというのはデンソーの良いところだと思うので、そう言ったところは消さないようにしたいですね。新しい選手も加わって攻撃力は格段に上がっていると思うので拾ってつないでさらに決め切るというところにまでデンソーの良さをパワーアップできたらいいんじないかなと思っています。
――今シーズンのプレーヤーとしての目標は?
昨シーズンまでは、苦しいときにハイボールを含めて自分に球が集まってきていました。今シーズンは田代選手の散らす配球もあるでしょうし打数はそんなに多くはならないと思います。その中で決定率を上げながらレシーブ面でもチームを支える、昨シーズン以上にレシーブ面の役割が増えてくると思います。得点にならないところでの役割だったり活躍だったりが今年の私に求められていることかなと思っています。
――田代選手に。今日コンビやトスについてどのように自己評価しますか?
ミドルとのコンビネーションに関してはあまり考えすぎずにシンプルにやっていこうと思って試合に入りました。(動きも明快だったので)終盤まであまり変えずに行きました。トスの質に関しては…さほど良くなかったのかなという感想です。
――(2戦目を経て)あらためてデンソーというチームの印象と自身の経験を還元できると思える部分は?
最初は若い選手が多くてコミュニーケーションをとるのが難しいかなと思っていたんですけど、年下の子たちから積極的に話しかけてくれて…すごくやりやすいです。試合中、自分がダメだなと思うときも外から声をかけてくれる。本当に助けられています。チームに還元できるなと思うことはまず攻撃面ですね。シンプルな攻撃でも相手ブロックを1枚だったり1.5枚にすることが自分には求められるので。そういった部分だと思います。
――井上選手に。リベロとして守備だけでなく魅力的な武器をお持ちです。ジャンプからのオーバーハンドパスという素晴らしい技術。デンソーでもそういったプレーを見せていきたいですか?
井上:このチームには速いパスが好きな選手もいますし、ちょっと高めのパスが好きな選手とか様々な特徴を持った攻撃力の高い選手が集まっていると思います。私がパスを上げる機会はセッターに比べて本数があるわけではないのですが、選手の良さを生かしながら相手のブロックの弱いところを攻めたりとか、そういうところもデンソーでは見せていきたいなと思っています。
――パスをオーバーであげるかアンダーであげるかというのはある程度自分の感覚、判断なのでしょうか?
そうですね。でも自分の感覚だけでいくとアタッカーが準備できていない時ももちろんあります。時間が必要な時はアンダーでゆっくり間を作ったりとか。でもやっぱりオーバーで上がってきたボールの方がアタッカーは打ちやすいと思うのでなるべくオーバーで上げられるようにしていきたいと思います。
――なるほど。恐縮ですが、オーバーハンドパスのメリットをもう少し教えてください。
タイミングはオーバーの方がアタッカーも取りやすいのかなと思っています。ラインもあるので全部が全部というわけにはいかないんですけど、状況に応じてトライできるところはジャンプしてパスに持っていけばアタッカーも気持ちよくスパイクに入ってこれるのかなと思います。
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