2020-08-08 14:04 追加
バレー代表長岡望悠「怪我をした左膝はまだ痛みもあるし怖さもある。状態はまだ5割。新鍋理沙さんには学ばせてもらったことを伝え、大変だろうけど応援してるねと言ってもらった」
長岡望悠囲み会見
全日本代表 女子
バレーボール女子日本代表の長岡望悠選手が8日、リモート会見を行った。長岡選手は2度にわたり靭帯を切る大怪我を負い、昨シーズンのリーグでも完全復帰とはならず、代表にも追加登録という形で参加となった。怪我について、東京五輪についてなどを語った。
2度めの怪我は、セリエAで試合に出場している最中に、相手のスパイクにブロックに跳び、相手がフェイントだったので2度めをジャンプして着地したときに起きたもの。「今でも左膝は痛むし、怖さはある」と複雑なおももちでコメントした。
怪我をしたときはモチベーションがまったく保てない状態だったので、トレーナーらに支えてもらいながらリハビリに取り組んでいた。
東京オリンピックの延期が決まったときも、正直に言うと「応援者の気持ちでした」という長岡。今は、「自分の体のことも、コロナの状況も今後どうなるものかまったくわからないので、先についての事は言えない。今は純粋にバレーボールができて嬉しいと思う」と慎重に言葉を選びながらコメントした。長岡の口からは「今後どうなるか(自身の体のコンディションもコロナの状況も)まったくわからない」という言葉が何度も出た。
紅白戦で得点をとったときの気持ちは、「今取り組んでいるフォームの今の体に合ったフォームというのが、そういう試合に近い状況でどれだけ自分がコートの中でそれがプレーできるのかというのがあったので、しっかりいい形でというか良い判断もできたし、体の整え方も悪くはなかったなと思いました」とホッとした表情を見せた。
新鍋理沙選手の引退にあたっては、「理沙さんと一緒にプレーしていた時間は長かったので、その中で頑張り合っていたときは、本当にコートの中で信頼していましたと伝えた。いろいろ姿を見て、学ばせてもらったことはたくさんあるので、自分残りのバレー人生に活かしていきたいと伝えた。理沙さんからは、一緒にプレーしていたときに、すごく大事なところで、チームを助けてくれる存在ですごく心強かったということと、怪我とかリハビリもすごく大変だと思うけど、応援してるからねと言ってもらいました」。
今の状態は、「まだ5割」というところだという。
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