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会見・コメント

2020-10-24 11:52 追加

VC長野 戸嵜「次に繋がる試合になった」、池田「攻撃力が高くなったのが一番の変化」V1男子記者会見

V1リーグ 男子

 

 

●戸嵜嵩大選手

 サーブも攻められましたし、システムもうまく嵌っていたところはあったんですけれども、(守備では)ディグが上がらない、(攻撃では)サーブレシーブが少し乱れて最後の攻撃が決まらないだとか・・いい形だったんですけれどもフィニッシュであったりうまく連動していなかったりしていたのはありました。でも次に繋がる試合になったと思います。

●池田幸太選手

 個人的にはサーブが序盤第1、2セット、ミスが増えてしまったのを感じています。全体的に見るとサイドアウトの決定率が堺さんより低かったのもありますが、その反面いい場面でのブロックだとか、(攻撃を)決めたいときに両サイドのスパイクを決められたとか、いい場面も沢山見られたので、それを明日の試合に繋げられるように頑張りたいです。

●高澤和貴選手

 僕はリリーフサーバで出たのですが、外から見てゲームの入りが特に第2、4セットは序盤からリードをされてしまう展開で、自分たちのミスで相手を楽にさせてしまったなという点があったので、そういうゲームの入り方というのを慎重に入ってゲームを作っていく上では大事なのではないかと思います。あとディフェンス面でブロックで(ワンタッチを)引っかけているのにディグがうまく上がっていない、ディグは触っているけれどもトスが上がらず攻撃に繋がっていないだとか、堺さんに比べると攻撃まで持っていけていないのかなというのはあったので、その辺を修正して明日できればと思います。

-池田選手と高澤選手に、チームの成長や手応えについてと試合中波があったと思うがどうすれば埋まると思うか?

高澤:成長の点では、攻撃のバリエーションです。東レから戸嵜選手が加入して、パイプ攻撃(バックアタック)だとか、本数が去年より増えました。バリエーションが増えたことによって、サイドへの攻撃の配分だとかミドルをうまく使ったり、トスを分散させることによって、攻撃陣がうまく点数を取れるようになってきているかなと思います。波の部分は、ゲームに入る序盤のところでスパイクがアウトになったり、ミスが目立ったので、ミスを出さないということが大事になってきます。(攻撃時に)ブロックを使ってリバウンドを取って体勢を立て直したりだとか、練習でもやってきているので、その点を使っていければ・・簡単にミスをしないということが大事になってくると思います。

池田:攻撃力が高くなったのが一番の変化です。昨年に比べて選手層の点は新人の出場が増え、平均年齢が下がったということで去年は僕が先輩達にサポートをしてもらったのですが、今年は新人たちを引っ張れるようになりたいです。試合の波については、波ができるのは仕方がないので、できてしまった時に僕、戸嵜選手、笠利(真吾)選手の両サイド陣がしっかり打ち切って流れを変えるようなプレーをこれからのリーグで続けていければ波を引き寄せられると思います。

-戸嵜選手に移籍してきて変わったこと、フェイクセット(スパイクを打つふりをして味方にトスを上げる)などトリッキーなプレーを行っていたが?

戸嵜:東レでは若手の方でしたが、VC長野では年配の方になってきて、今回はコートキャプテンも任されて、チームの柱となる存在を目指しています。東レでは勢いを重視するスタイルでしたが、うちでは池田選手という大砲がいるのでそれをできるだけ支える、若手にどれだけ伸び伸びとプレーをさせられるかというのがカギになってくるので、プレーだけではなく精神面でも貢献していきたいな思います。今日はデータ通りにはいかなかったのですが、手応えになる試合だったのでこれを続けていければ序盤、中盤、終盤どこでもチャンスはあると思うので、協力して頑張っていきたいと思います。
フェイクセットについては、僕が合流してから2本目はバックセンターに上げるというシステムが出来上がっていたので、僕が提案したというよりチームがやっていました。感性、その場で臨機応変にできる選手が集まっているので逆に刺激をもらっています。

-バックセンターでアタックをしているが攻撃参加の意識は?

戸嵜:あります。自分が2枚付かれたときは厳しいので、どんな状況で体勢が崩れていても(攻撃に)入ることで少しでも(ブロックが)分散するかなと。

写真:黒羽白

 

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