全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>インタビュー>清水邦広インタビュー後編「正直、神様はまた俺に試練を与えるのかと。でも切り替えて、コンディションを上げる時間をもらえたと思います」

インタビュー

2020-11-04 17:57 追加

清水邦広インタビュー後編「正直、神様はまた俺に試練を与えるのかと。でも切り替えて、コンディションを上げる時間をもらえたと思います」

V1リーグ 男子 / 全日本代表 男子


オリンピックの借りを返すには、オリンピックでしかできない
――パリで頑張っている福澤選手とは?
清水:たまには「どうや?」とか「がんばれよ」とかLINEはしたりします。
福澤も厳しい状況を選んで、武者修行といいますか、自分を高めるためにフランスで頑張っていますし、自分も日本で成長したい。また会ったときにお互い成長したと言い合えるようにしたいですね。

――五輪に向けて特別な思いはありますか。
清水:北京オリンピックの借りを返すのは、オリンピックでしかできない。そのチャンスを2回逃してきた中で、もう一回チャンスがある。だから、北京世代のみんなの思いを持ってプレーしたい。それがみんなの屈辱を晴らすことになる。

オリンピックでは、予選を突破することが僕の目標。さらに、トーナメントに入ればどこのチームが勝ってもおかしくない。そうすることによって、また勝ち進める。そのためにまず、12人に残るのが第一の目標ですが、そこだけを目標にしてはいけない。難しいですが、その先を見据えながら、自分のコンディションをあげていきたいですね。

クビアクがよく、オリンピックでメダルをとるチームの平均年齢は30代を超えているっていうんです。若い世代はすごくいい選手が出てきています。東京オリンピックは、パリオリンピックで結果を残すためにも重要な大会になりますよね。自分を鍛錬しつつ、若い世代とも一緒にやっていきたい。すごく楽しみにしています。

今は、この延期というのは、コンディションをさらに戻してあげていく時間をもらったんだと思っています。リーグ中の時点では、まだまだ怪我前のコンディションには完全には戻っていなかった。痛みもありますしね。だから、五輪に向けてもっと高める猶予をもらえたんだとポジティブに捉えるようにしています。

>> インタビューのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック